実家の庭は広くて 





どこから、手をつけていいのか

と、悩んでいましたが

南東の隅っこから
始めることにしました。



隅っこが
いちばん
優しくて

ほっとする小径を
まず
つくることにしました。



といっても
庭のこと、ちっともわからないから


まずは
山羊さんがいたら
はむはむ食べさせたいような


草を取ることから。









いちにちと半分かけて
綺麗にしてから






壁へと続く
小径を頭に思い浮かべて

小石を置いてみました。








それから
また、いちにちと
半分かけて



クリスマスローズを
株分けして植えたり


 
痩せ枯れていた
ギボウシの根や

水仙の芽を
ごめんね、と言いつつ
掘り起こして

移植したり、




花屋さんへ行き



菫や
ヴィオラの苗を買って
ちょこり
植えたりしました。







グラウンドカバーになりそうな
植物もすこし。








小径がすこしだけ
見えてきました。




どんな庭にしたいのか?

と考えることは


じぶんの内側にある
《庭》を

ありありと
思うこと

なんだなあ、と思います。


わたしは

ちょっとdarkな緑と
淡い明るい緑が

重なり合う

《横顔》のような

庭がいいなあ、と思います。


庭をちいさく区画して
考えようと思います。

小径は

セバスチャン・バクルーの散歩道

という名前にしようかな。



手前は

定食屋リバーの
悲しみさんの庭、に😊




 
来月頭には
また、実家に行くので

ぎりぎりかもしれないけれど

ムスカリや
クロッカス
チューリップなど

球根を植えようと
思います。


グラウンドカバーになる
セダムなどもすこし。


そうしたら
庭しごとは

畑しごとへ。






それから
薔薇の手入れと

小径の手前の花壇に

春、なにを植えるか
考えたりします。



ここ、悲しみさんの庭。


北がわの木や
低木たちも
手入れを待っています。











お隣の鴬谷さんの
お庭を見せてもらったら

薔薇をどっさり
くださいました。






鴬谷さんは

母の最期の日々に
寄り添ってくださった方。

グラスに活けて

お母さんに供えました。





鴬谷さんは
イギリスの薔薇が好き

なのです。





実は、父が
ちょこり、入院していました。


変わらず
元気ですが

だんだん
帰省の頻度を
上げないといけないなあ


思いました。




庭づくりとやろうと
決めた矢先だったので


神さまは
時をご存知なんだなあ

と思いました。




バーネットの
秘密の花園を読みながら

電車に揺られ


実家へ行き


庭しごとを
黙って

(しかし朗らか)

やるのは
楽しいものでした。




わたしの人生も
いよいよ晩秋です。



ささやかに
色づいていきたいものです。




 ◯


さあて
パートの木曜日。


働けること
しあわせ、です。



みなさまも
良いいちにちを。




しお