10月(オクトーブル〉が
どんどん深まっていく。


図書館へ歩く。

気づけば
山茶花が蕾を
準備していた。





ちまたでは

あと3ヶ月足らずで
今年が終わる、と

かしましいが


わたしの新年は
11月から始まるので

いまは、年の瀬、である。



10月のたっぷりとした
夜に

ことしはすこし
疲弊しすぎたかもしれぬ


あんしんの穴(冬の穴)に入って
しばし

休む、12月を
夢見るので、ある。




おやすみ、12月
ぼくは、旅に出るよ。
1月になったら、会おう。
あの柵の向こうでさ。

それまで眠っていなよ
ぼくがいなくても
さびしくはないさ。
きみがいるもの

おやすみ、12月
ぼくは旅に出るよ。
夜間飛行ってやつかな
毛並みの良い夜だね

書きかけの手紙
ぼくが届けよう。
1月になったら読むからね
ぼく宛ての年賀状。


おやすみ、12月
ぼくは旅に出るよ。
体に気をつけてね
風邪なんてひいちゃだめだよ。

ぼくはきみが大好きだよ。
1月になったらまた会おう。
あの柵のあたりでね
夜が明けるころに。

おやすみ12月
ぼくは旅に出るよ。
悲しいこともあったけど
楽しいこともあったよね

どれも
ぼくたちみんなのものだ。
だれかさんだけのものじゃない。

ぼくたちの過去は
ぼくたちの未来なのさ



友部正人
さよなら12月 より







さて、そうなると
魔女のような朗読会の夜は


わたしにとっては
大晦日であり


つまりは
一年の締めくくりで
あるからにして


がぜん、楽しみになる。








カフェリンさんの
Instagramより。



はちゃめちゃの町に
シロップは重要😊
特に、月光シロップは✨





わたしもまた、
会に来てくださる方に
招待状を送ったり


ハナウタの練習をしたり


その、ちいさな夜に向けて
かさこそ、こそかさ。





日記twitterより















決めても、すぐに作れるかはわからない。
が、決めないと、永遠に作れない、のだ。













年末なので
来年の、抱負など。




ことしは
内側を深く旅した。


なので
11月(新年)からは
すこし、外側を旅する。



1月で、50才になるから
外側のベクトルを

すこしく、北へ

正確には
北東へ、向ける。



ブルーと、グレイと
黒と、焦げ茶、と。




いわば、引っ越しだ。



北の町へ

荷物は少なく。




つまり
来年のわたしは
外側も

ずっと

秋とふゆを生きる

が、目標、だ。








て、比喩ばかりで
何を言ってるのか
わからない笑


しかし、わたしにとって
比喩こそ、こころの
ほんとうに
添う、のだ。










さて
夜明けに書く
blogは

どこか、memoの装い。



散る葉のように


思いが、ぱらぱらと
こころに、積もる。




さて、また
月曜日の木馬が、来た。


その蒼いたてがみを撫でて

すい、と、またがり

一週間へと、いざ。




みなさまも
良いげつようびを。



しお