好きな女優は
アンナ・カリーナ

若い頃から
変わらない。









このときのカリーナの
まるめがね、が

めがね好きの原点。








お皿、いちまい
買った。

にんじんと胡桃のサラダを
こんもり、盛りたい。


かたい、すっぱい
黒パンも。


翡翠いろの葡萄も。







お彼岸。


母の七回忌を前にして

広島から
母の、兄と
その娘ふたりと
夫たちが、来た。



母の一族のおんなのひとは

胸がふくよかで
腰が張っていて
背が高めで、足が綺麗で

顔立ちが、ペルシャの
ひとのように 華やか
肌が浅黒く



中年以降は

絵本に出てくる
ロシアのおんなのひとのように

くむくむ、
太ましくなる。



わたしは
父の家の血が濃く出たのか

肌の浅黒さ、と
派手な顔だちからは
外れ、

また、父の短躯と骨の太さを
みごとに受け継ぎ

しかし

おおきな乳房と
太ましくなること

は、母の血を継ぎ。


ややこしいなあ。



さて、

20年ぶりに会った

年下の従姉妹ふたりは
わたしよりも

太ましくなっており


わたしは、他者といると
いつも感じる


世の中のおんなのひとは
なぜ、こんなに
細くて、薄い、のだろう。

並ぶと、わたしはひたすら
分厚いよ。


という、思春期から続く
悲しみから


いっとき
逃れることが、できた。



血は、オソロシイ。
そして、慕わしい。



従姉妹のひとりは
若い頃

『わたしは、絶対
太らない!血に抗う!』と
決意を固め

幾分か
拒食症気味になりながら

一族のなかでは
鶴がいるかのように

とても華奢だったが
が、胸や二の腕には
柔らかな肉がほどよくあり
腰が張って
美しいカラダ、だった。


しかし、
幾星霜過ぎたら

朗かな、グラマーな
ふくよかさんになり


良き旦那さんと生き
やりがいある仕事の場で
部長となり

輝いて、いた。















きょうは、あめのいちにち。


きのう、あたらしい
レインシューズを買ったので

あんしん。





みなさま
良い、すいようびを。




しお





★ちいさくお知らせ★

大阪梅田
駅前第3ビル
珈琲店スパニョラさんにて
はちゃめちゃ編集部
《またあとからな展》

まだまだ
ひそやかに
しかし、ぽわん、と
あけっぴろげに
開催しております。


今回、わたしは
お邪魔しないので

なかなか
その、様子など
お伝えできないのですが


こんな気持ちで

木馬座暮らし展のときの
わたし、マスター、うるまちゃん。



まいにち

スパニョラさんへ
思いを馳せています。


雨の日は
すこし、空いているかなあ。


カウンターに座って
熱いコーヒー、飲みたい。