ことしは
12月の半分から
1月のはんぶんを


.おやすみの日々

にしよう、と

思っている。

 
つまりは
こころの
stove league
ストーブリーグ。



12月のしっぽと
1月のあたまは忙しいらしい
《おしごと》に行きながら


映画を観たり
長いながい
海外の小説などを
じっくり
読もうかなあ、と。






そのむかし

癌になって

まいにちに起こる
ちっぽけなことを愛おしんで
ささやかな暮らしを続けること


の、煌めきを知った。



癌を得て一年
子に剥く蜜柑かな



再発することも
しないことも

わたしがなにかを選んだり
捨てた、としても
なにひとつ、響かないと思い、

神さまの思いのままに、と
委ねてしまえば


わたしに残るのは

いま、だけだった。



血のかよふ女に
風の芒すすきかな



so.血がかよう
あたたかなカラダを
いま、持っている。


そのこと、へ
恋をしようじゃ、ないか。


*癌になったのは
もう、20年くらい前のハナシ☺️






印刷をするまいにち。


これは
わたしのとっておき
はちゃめちゃのきょう
October/十月



げつようび、の、日



夜王子は不機嫌、の日



記憶図書館へ寄る、日









夢を記録するまいにち。



















敬愛する吟遊詩人の
友部正人氏に

風邪をひく歌があって

ニレはELM

ここ数日、
まいあさ、目覚ましがわりに
聴いている。



風邪のひきはじめの
ぼんやりとした熱っぽい感じと

この風邪が
ひどくなるのか
すう、と通過するのか
オトナらしく
注意ぶかく観察しながら

いつもの暮らしが
始まる

あの、感じが

のんびり、表現されていて



胸が、薄荷いろに
澄む。



音楽は、魔法だ。






きょうは、お昼ごはんまで
きのうはおしごと、だった。

印刷と製本。



甲斐バンドの
初期のアルバムを
聴きながら

かぷかぷ
お茶を飲みながら

やる予定。



若き日の
甲斐よしひろ氏の歌詞には
【お茶を飲む】という行動が
たくさんあって

アップルパイも食べたりして

それが、オトコの目線での
dramaのなかで
起こるから

わたしの範疇から外れていて
痺れる。


詩にも
ふんだんに色気があり、

【白いテーブルに
黒い時間が残った】


こんな歌詞を
あの声で歌うのだから
恐れ入る。


映画が
すごくお好きなんじゃないか
と、思う。



さて
始める、とします。


みなさま、
良いきんようびを。



しお