オットー氏の
85才になるお母さんが
札幌に独り、住んでいる。
 

揺れて、いろいろモノが落ちたり

タンク式給湯器から
お湯がどっと出て
居間が水浸しになったり、

今も尚、停電している
電気点いた!と21時前に
お母さんから電話が☺️
張り切って、洗濯しているそうです。
ほんとはお腹空いてると思う。
膝が悪いから、なかなか
こんな時、お買い物へ行けない。


なれど

お母さんはのんびり

わたし、生きているからっ!

と朗らかだ。


マンションの
隣室の方や
さまざまな方が
心配して

お水や食べものを
持ってきてくださって

助かっている、とも。



電車が動くようになったら

群馬に住む
オットー氏のお姉さんが

札幌へ行ってくださる。



オットー氏も
行くかもしれない。






台風の被害や
今回の地震で

たくさんの情報や心配が
インターネットの中を
駈けめぐり

お見舞いのことばも
悲しみを慮る発信も

降りつもり

胸が熱くなるけれど


だからこそ

わたしは
おへそに力を入れて
わたしの暮らしを

しっかり、やろう。



食べて眠って
働いて
書いて書いて

こころから
朗らか、で、いよう。




 
 つまりは、
普段と同じように。






















明日から、次女は
高校の文化祭。


クラスTシャツに
アイロンをかけたり

エプロンと三角巾を
ママ、貸してね、と
言ってきたり

友達の髪を
編んであげる約束をしたから、と

髪ゴムやヘアピンを
ポーチに入れたりして

準備をしています。



まいにちは


なんでもない日も
とても大変な日も


悲しくて
とても、生きていられない
と思う日も


それぞれの暮らしの
doorをノックし

躊躇なく開けていきます。



その、優しくも
残酷なことよ。





⚪️





10日前から
なんとなく
あたまの中で出来つつある、ハナウタ。
の、歌詞。



あなたがもし
今夜、どうしようもなく
ひとりぼっちなら 

胸の湖に沈むように
そっと瞼を閉じて
ごらんなさい。


気がつけば、銀河草原
月のひかりは銀の糸
いっぴきのきつねが
シルクハットを取りながら
ようこそ
いらっしゃいました
と言うでしょう。



その町がいつから
在ったのか
誰も知らないのです。
蕭々と風が吹く夜の
きつねの夢だと
言うひともいます。

でも
これだけは確かです。
この町は、


世を生きる悲しみや
尽きることの無い苦しみに

ただ、ひとり
出会った時
訪ねる場所がありますように、と

できたのです。




不思議なこと
たくさん、起こります。
月のひかりは、シロップになる。

木馬が喋り出し
古い葡萄の樹は本屋を開店し

傷ついた少女は
魔女のスカートの中で暮らし
古くから伝わる
不思議な縫い方は
冬の森を、呼ぶ。


それからそれから
あんなことも
こんなことも。



そう、気がつけば
銀河草原
月のひかりは銀の糸。

いっぴきのきつねが
シルクハットを取りながら

“いらっしゃい
待っていましたよ"

と、言うでしょう。







十月しっぽの
魔女の集会のような朗読会

のハジマリに

歌おうと思っています。





脈絡もなく
文章を書きつらねて

散らかった部屋のような

記事になりました。



さて
これから

おへそに力を入れて

朗らかに
ごはんを食べます。



じゃがいもとソーセージの
トマトスープと
大根のそぼろ煮と
白菜と茄子の浅漬け。




モロモロ片付けて
ゆっくりとお風呂に入ったら

明日をしっかり
受け止めるため

ぐっすりと寝ます。



みなさまも
良い夜と眠りを。



しお