晩夏コーヒー
どしゃぶりのあとの
つくつく法師が鳴く
日暮れに飲むコーヒー
なんて思いながら
どしゃぶりのあとの八王子を抜けて
caferin さんで
幼い日に住んだ
瀬戸内の夏を思い出しながら
コーヒーを飲んだ。
このあと
父ひとり棲む実家へ
電車に揺られ
帰省する、と思えば
余計
コーヒーに
晩夏が滲んだ。
わたしも年を取って
父も年を取った。
秋には
母の七回忌だ。
●
8日は
長女の21回目の
誕生日だった。
次女18才が
我がやのバースデーケーキである
ベイクドチーズケーキを
朝から、焼いた。
次女は
大好きなおねーちゃんへの
プレゼントに
おねーちゃんの似顔絵を描いて
プリントして
添えていた。
ずっと、いてほしい。
オットー氏とわたしが
世界から去ったら
ふたりだけの
血縁になるから。
●
いかんせん
未来の年数より
過ぎてきた年数の方が
多くなり
晩夏は
センチメンタルになりがちだ。
しかし、長女を産んだころ
でも
手花火に雨ふりてくる故郷は
などと
句を詠んでいた。
わたしの質は
基本
シニカルで
sentimentalで
それ故に
過去に
迷い込みやすいのだろう。
●
ハナシは戻って
八王子caferin さんでは
また、数冊
木馬座暮らし1.2と
テオの薬草bookを
追加させていただいた。
今回は
買ってくださる方への
慕わしさから、
お手紙を書いて
本に挟んで、みた。
木馬座暮らし①には
便箋で
①に続いて買ってくださった、と
思うので、予告を
マグカップカード付きの
木馬座コーヒーセットpostcardも
手に取っていただいて、いた。
なのです。
●
さて
久しぶりの実家の夜
おかあさんの仏壇のまえに
布団を敷いて
そのむかし
愛読していた
を読みながら
寝ようと思います。
あ、そうそう
父に
生まれて初めて
朗読しているわたしや
歌を歌っているわたしを
見せたら
去年の9月屋根裏cafeで。
ちびふくろうグラウコーピスくんのテーマ①
〈ぼくの影法師〉
しお、詩、曲
アレンジ キーボード演奏 みゆきさん
パーカッションまちひとさん
撮影は、fuyuさん☺️
おまえが
朗読したり
曲を作って
それを歌ったりするなんて
知らなかったなあ
人前で
恥ずかしくないなんて
すごいなあ
と。
わたし
こーゆーことが
ちいさなころから好きだったんだ
と打ち明けたら
思い切りやりなさい
と
言ってもらった。
けっして
奢ることなく
みなさんと仲良く
信頼しあって
力や手間を惜しまず
こころから
楽しんでやりなさい
と。
うれしい夜でした。
しお