齢49才に近くなり、


いつの時も
【ふつうの日】のように過ごしたい

という

欲深きひと

に、なってしまった、わたしは



恥ずかしながら


クリスマスという川も

すいーっ、と
通り過ぎ、



イブの日暮れに
張り切って、包んだ
焼き餃子の


ぱりぱり感と


翌日、次女が焼いてくれた
黄金いろのタルトタタンの

タルト生地のさくさくが



子育てもほぼ、終えた
わたしの

クリスマス、でした。



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クリスマスイブだからこそ、【周波数ひとりぼっち】の
FMリンスを放送せねば、と、
2時間も喋ってしまったのもことしのクリスマス☺️
お顔が見えない方々とつながりながら
電波の糸でぴぴぴ、と、紡ぐ、しづかな夜でした。





ちいさな冬の本を
お届けしたら、

お忙しいころにもかかわらず

『届いたよー』

と、お知らせが次々と


読んだ感想も
添えてくださったり。


とてもとても、感激しました。


 

みなさまからの

あたたかな文字(思い)

は、思いがけない

クリスマスプレゼント!



ありがとうございました。



みなさまに
パワーをいただいたので、わたし
もっと丁寧に、ジブンという井戸に
もっと深くもぐって、書いていきます。
真摯に、素直に、倦むことなく
息を吐いて、吸って。



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ありがとう〜、と木彫りの冬鳥も
啼いています☺️





美しいいろと線とひかりで

つまり、絵、で

表現される
 
絵師ごと屋 masayoさんが

クリスマスイブの夜に
blogに、記事を
書いてくださいました。



記事のなかにある


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は、

わたしの大好きな

《満ち足りたひとりぼっち》!!



またしても、クリスマスプレゼントを
いただいた、気持ちになりました。


masayoさん、ありがとうございます。
いつかお目にかかれたら、と思います。
 
masayoさんの記事をリブログ☺️





ちいさな冬の本みっつ

絵の無い歌留多
星空ブランケットと夜鳥トランペット

夜旅行 ひとりぼっちツアー

❸無職研究 宗方羊くんの場合


{443CDEA0-F62F-43A4-8B11-71C53DA86280}


を、紡ぎながら

ふと、出来た、ハナウタがあります。



みっつの本の中身が
クリームみたいに合わさって出来た唄。



みなさまへのお返事の代わりに
記しておきます。

メロディは、また、FMリンスで唄いますね☺️





ぼくらの夜の旅


夜がきて、ぼくはひとりぼっち。
ソファに沈みて、瞼閉じる。
働くひと日の重たさよ
カラダから抜けよ、と
眠りを呼ぶ。


太ったきつねが 
地下へと降りてゆく
そこは夜の独壇場
さあさ、昼に起こったことは
忘れて。


いちばん、寂しくて
過酷だった労働のいちにちが
記憶にあるなら
太ったきつねが淹れる
冬の夜という名の
コーヒーの渦に
溶かしてしまいましょう。

実際、あなたはよく
やりましたよ。

さあ、眠りましょう。

ようこそ、夜の旅へ!

(夜を統べる菫いろのきつねより)
 

夜の懐にもぐりこめば
生きゆく悲しみ
包む
星空ブランケット



夕焼けを歩いて
帰り来れば
誰にも知られぬ
ぼくの歌が

青い電灯のした
地下へと流れてゆく。
そこは、夜の独壇場
さあさ、昼に起こったことは
忘れて。


世界じゅうから
忘れ去られてしまった、と
独り、月と歩いたことがあるなら
あなたは幸いです。

それでも、なお
あなたは
朗らかに
日々の唄を

奏でているのですから。

さあ、眠りましょう。

ようこそ、空間も
時間さえも
伸縮自在の夜へ

(夜を統べる菫いろのきつねの
菫いろのしっぽより)


星が流れたら
笑い合おう。
生きゆく喜び
唄え
夜鳥トランペット


トゥー、トゥトゥ
トゥー、トゥトゥトゥ
夜鳥トランペットが響く

ぼくらの旅は
夜にはばたく
moonlight


{779CEAC0-B4FE-4F2A-A48F-89C43F5A8628}
オリオン座コーヒーを淹れる夜にも
夜鳥トランペットは響きます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



今夜は、半月。


夜が、月を半分に割って

きっと、 

世界は
真くらやみだと
思うひとへ

一晩、さしあげたのでしょう。


誰にも、そんな夜はありますもの。
わたしにも、幾晩も。



おやすみなさい。


良き、夜の旅を。




しお