さむい、寒い朝。

かぞくみんなが、
寒いさむい、と

起きてくるのが、たのしい。
 

牛乳をあたためて
はちみつを垂らして

ホットハニーミルクを作ったら

娘たちは、喜んでいた。



すこし甘い、と、あったかい、が
冬は、ほっ、とする。



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きょうは


ちいさな冬の本のふたつ目を
ひとつめはこちら。
紹介させてください。





《無職研究  
宗方羊munakata youくんの場合》

     著者  麦冬しお   
     発行 はちゃめちゃ編集部

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    ある冬におとずれた、ぼくの無職の日々。



ページをめくると

ツイッター風に、
羊くんのまいにちが
綴られていきます。


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羊くんは、ハローワークに行ったり


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実家で、母ちゃんと餃子を包んだり

アパートの大家さんの
老猫と散歩したりします。





そんなこんなしながら

やっぱり、好きな音楽で
食べていきたいなあ、なんて

悩んだり。


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無職だと時間があり余る。

ギターを弾くか、本を読むか
或いは、料理をするか。

だからなのか、手間がかかる
ロールキャベツグラタンなんて
作ったりする。

日暮れから作りはじめて
出来たのは、夜8時。

ぼくはキャベツに包まれた
特売の挽肉とぼくの虚しさを
ナイフとフォークで優雅に食べた。

裏表紙より。





 
この、ちいさな本は

わたしの大好きな幼年童話
《大どろぼうホッツェンプロッツ》への

褪せることない思いから
生まれました。


 
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あとがきでは、熱く思いを語っています☺️
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以前には、

大どろぼうホッツェンプロッツに
登場する、

悪い大魔法使い

ベトロジリウス・ツワッケルマン



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目玉模様のとんがり帽子をかぶっているのが
大魔法使いツワッケルマン!
絵は、偕成社【大どろぼうホッツェンプロッツ】より。



を、《かつて夫に持っていた》という
おんなのひとの物語を


ひとくち噺


として、書いたりして。





とにもかくにも


ドイツの児童文学作家
プロイスラーが1962年に表した


この3冊の童話が


わたしに、くれる
インスピレーションは

森のなかに湧いた
泉のように尽きることがないのです。



こどものころ、この本を買ってくれて
ミュージカルにも連れて行ってくれた
おとうさん、おかあさん、ありがとう😊



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あ、大魔法使いツワッケルマンが
元夫、だったひとくち噺

FMリンスで、朗読しています。



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こちらをクリックすると
すぐお聴きになれます。







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次は

みっつめのちいさな本
星空ブランケットと夜鳥トランペット
ご紹介します。

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人生を半分以上過ぎた、と感じる
ふつうのおんなのひとの、ひとふゆの、こころを
しずかに、短歌で紡ぎました。



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さて、スパイシーなきんようび。


また、文字の森へ。


みなさまも、良いいちにちを。



しお