秋めくと、音が良く
聞こえるよーな。
たくさんの音、
わたしの、耳へ。
はつん、と、誰かが
前髪、切った、
鋏のしゃきしゃき。
サラダの葉っぱに
ドレッシングが、馴染む
しなしな、ぴしゃり。
ひと夏に伸びた、背骨が
硝子のように、りりん、と
鳴っているようだよ、
あのコの、うしろ姿。
風鈴みたいに、りりん、りり。
ハルキムラカミの小説には
オンナのひとの、
耳がよく描写される。
羊をめぐる冒険のキキ、とか。
その描写は、
すごく、セクシー。
ひとの耳のかたち。
よくみると、おんなじかたちの
ひとは、いない。
耳ばかり、見て
電車を降りたり、する。
オンナの耳を記憶するオトコは
オトコの手に感応するオンナと
相性が良い、ように、思う。
耳と手。
手と耳。
とくべつ、良く聴こえる耳は
秋の器官の、ひとつ。
皆で、聴けば
秋は、オーケストラになる。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
きつね男爵の魔術料理
心配シチューのレシピ。
木馬座暮らし②に載る予定。
レシピは、
みっつ、載せるのだ。
①心配シチュー
特別なブイヨンと
季節の野菜で
心配を煮込めば
安心が腹に溜まる。
②テオの薬草サンドイッチ
彷徨うこころを
ぴりり、と道案内する。
次に腹が空くまでは
醒めている、ことを
薬草が、約束する。
③十月の、貴族風パングラタン
作られる、豪華なグラタン。
フルーツとカスタードクリーム
薫り高い生ハム、そして、
畏れをはらう、叡智黒胡椒をたっぷり。
木馬座暮らし❷
どうぞ、お楽しみに。
が、できる、のは
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
FMリンス、放送して
ジブンで聞き直すたびに
ああ、おしゃべりに無駄が多い
と、悶絶する。
ま、とか、えー、や
なんか、とか、というかんじ、とか
ことばとことばの間に
つなぐためだけの
記号のようなものが
ひたすら、入って。
なにげなく、しゃべっているような
テレビの司会者、
ラジオのパーソナリティー
とても、尊敬するように、なる。
伝えたいことを
聴きやすく、わかりやすく
ときに笑いを交えて、
おしゃべりできる
やはり、訓練や
勉強のたまもの なんだ、と
わたしも自分なりに
と、
まいにち、奮起しつつ
ときに、同じ場所をうろうろ。
FMリンスが、
わたしか愉しんでいるのと
同じくらい
聴いてくださっている方の
ささやかな、ちいさな
つまりは、小確幸になるよう
愉しみになるよう
わたしも、また
勉強 訓練、しよう。
伝えたいことが
溢れているから。
ということで
そういえば、鴻上さんの
こんな本、むかし、買っていたなあ
と、本棚の奥のおくから、
ひっぱりだしてきた。
演劇的なアプローチから
ジブンの伝えたいことを
ジブンではないひとに伝えたいための
本。
読んでいて、ふむふむ、となる。
腑に落ちる、とは、こういうこと。
ラジオ配信が、わたしに
presentしてくれるモノは、多いんだにゃ。
ありがとうなんだにゃ。
朗読 も、良き講座や
先生に巡りあったら
習いにいこう、と思う。
FMリンスを
あなたの世界を
あったかくrinseします
の、ことば通りにしたいのダ☺️
⭕️昨日は、朝と昼
放送しました。
朝は、青春岬さんからのお便りと
実写版映画銀魂のハナシなぞ。
❷夜は、空想のうしろ側と題して
いろいろ、詩を読んでみたり
書いている木馬座暮らしを
朗読してみたり。
すこしだけ、唄ったり。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
さて、きょうは
木馬座暮らしの第一稿を
なんとか、仕上げたい。
がんばりマス☺️
みなさま、良き金曜日を。
空想家sio