あれをやりました
これを、やります

ばかりのBlogを読むのは

息が切れる、と


思う方がいるかもしれない


なんて、空想家は
思ったり、するのです。



なんか、このごろ
わたし、お知らせが多くて

騒がしい風を
吹かせているかしら? と。



のんびりとしているとき

走っているようなリズムのひとと
いたり、接するのは

どちらが良い、悪い ではなく
疲れるもの、です。



静かに、たんたんと
滑るように、生きたい

と、幼少時から
願っていますが

どうにも、わたしは
騒がしい性質で


それは、内側の騒がしさ で

頭のなかを、記せば

走っているかのような
いや、駆けているかのような。


にしもひがしも
北も南も

景色が見えて
同時にそれを中継しているような。



いやはや、お恥ずかしい。



落ち着きがない、と
さんざん、親にも叱られました。



わたしの空想は
オハナシになれば

(ひとつの場所を中継するので)

意外に、静か、です。



そして、ジフン自身も
その静けさのなかにいると

落ち着きます。

 
文字を紡ぐのも
文字を追うのも

わたしを落ち着かせます。



音を紡ぐのも
音を追うのも、同様です。


とても、静かで、集中します。



映像は
大量の情報を、

いろ、おと、かたち、ひかり、
かげ、うごき、こえ、かんじょう

を、スコールのように浴びるので

それらのすべてが
どこか、調和していないものは

思いがけず
わたしに、疲労と混沌を
もたらします。




映画は、とても好きですが
(調和の最たるものだから)

テレビのワイドショーみたいに

明るく、POPな照明や
彩とりどりに、脈絡なく
小物や、花が置いてあるセットで

さまざまな感情を喚起する
ニュースや出来事が

ランダムに流れるものは
とても、疲弊します。


悲しみのあとの
笑い、天気、料理
間に挟まれる、コマーシャル

全色使った絵を観るようで
苦手なのです。


ディズニーランドなど
巨大なテーマパークみたいなものは
苦手のニガテです。
行っても、ベンチにほとんど
座って、順番を取ってあげるために
行列を並ぶときは、本のなかへ逃げます。
ひとの多さと濃淡無き色の氾濫が
苦手なのだと、思います。
流れる音楽も、苦手です。


 落語や漫才は好きです。
ひとり、もしくは、ふたりのひとが
言葉で、ひとつの世界を中継してくれるから

すぐに、入り込んで
壁になった気分で

(じぶんは消える)

ただただ、楽しみます。



漫画の情報量は
とても、性に合います。

いちばん、リアルに感じます。

声や音が無い分、集中します。



なにを書きたかったのか
すこし、迷子になりましたが

わたしのこのごろの
記事や、ラジオは

すこし、情報量が多すぎたかな

と、ふと、反省している
土曜日の、昼下がりなのです。



《余談》

学校は、情報量が多いという点で
苦手だったなあ。

どうしても、
考えが散ってしまうので
はやく、図書室とかに避難したかった。

廊下の隅で、ひとり
好きな歌を小声で歌って
落ち着く、ことも、あった。



高校2年生のころは
放課後、演劇部の仲間と会う時以外は

ほぼ、誰ともしゃべらないで
過ごした、と、思う。


ひきこもっていた、とかじゃなく
それが、そのころの

わたし、だった。


学校は、長い時間だから
そうやって、

リアルワールドへの滞在時間を
伸ばして、いた。


★いまは、チャンネルを
意識的に切れるので

外では、たいへん
社交的に過ごせます。


司会などをするときは
逆に、チャンネルを全開にして
spaceの隅のほうまで、
来てくださった
おひとりおひとりと
全体の感情のいろを
感じようと、します。


朗読をするときは
チャンネルを内側へ向け
こころにスピーカーをつけて
綺麗な音を、外側へ、流すように
心がけます。


メイクの日は
感じ取ることだけに集中します。
うまく言えないけれど
皮膚や、瞳から
その方の中へ入るような感じ。
呼応して、開いてくださる方がいると
驚くほど、その方がアラワレた、と
別の像を見るような気がすることが
あります。


どれも、つたないのですが。


そうした日の夜は

家で、ひとり
メンテナンスします。

好きな音楽をひたすら聞いたり
文字を追いかけます。

家族は放っておいてくれます。


戻ってくる、過程だと。



***



山梨にある
隠れ家のような
お蕎麦やさんの
読書室に、

はちゃめちゃの冊子を

どなたにも読んでいただけるよう
置いていただくことを

思いがけず、

きのう、赦していただいて。


みゆきさんのおかげなの。

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じんわり、うれしい気持ち。



この場所が、世界に在ると知り

場所も表現であり

どんな表現も
思いが作っている

と、感動して

とても、良いいちにち、だった。



隅っこに置いていただけたら
良いのです。

どなたかが、1ページでも
めくってくださったら良いのです。


***


夏休みの愉しみ
ムツA太くんの随筆集の、準備。

まずは、随筆のタイトルを。

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随筆集のタイトルは

きみはぼくの
いい子じゃないか。


ああ、早く来い、夏休み!
はやく、書きたい。



☆きのう、お蕎麦やさんで食べた
揚げ野菜たっぷりのとろろ蕎麦。

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あ、最後にひとつ。


わたしに夢があるとしたら

書き切った、と思える作品を
ひとつ書いて、死にたい

と、いうこと。


さっき、オットー氏に

『わたし、あと
15年生きられるかしら?
欲深いかしら?
それくらいあれば
できるかもしれないから。
どうかなあ?』

と、聞いたら


『命だけは、わからないよ』

 と、すまなそうに笑った。



真摯に生きて
自由に書こう。




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祈るように、冊子を包んでお渡しした。



Blogは、大切な場所です。
hometown。

のびのび、書いています。



空想家sio