おはようさぎ!
春なので、
すこしだけ、おうちのなかを
お片づけ。
まず、
本を、たくさん、さようなら。
おようふくも、すこし。
細々したものを、どっさり。
どうしても
捨てきれないものたちは
やっぱり、そのままに。
①時間ピザと名付けた
カラフルな紙製の、ピザたち。
娘たちが幼いころ、一緒につくって
ピザ屋さんごっこ して、遊んだ。
いちにちは24時間。
だから、時間ピザも24枚。
『ピザ、10分間分ください』
なんて、注文して
小学校で時計を習っていた
長女が、
『うーん』
と、時計を見ながら
切ってくれたり、した。
残っているピザたちは18枚。
なんの、役にも立たないけれど
捨てられない。
娘たちの
ままごと遊びのために
フェルトをちくちく挿して
作った、カップケーキたち。
かたちはだいぶ、崩れたけど
でも、いまも、美味しそう。
まだ、木製の小さなオーブンに
入っていて、いつでも
焼きたての、ケーキたち。
娘たちは、ふたりとも
シュタイナー幼稚園に通った。
お弁当袋
登園リュック
絵本袋
スモック
などは、母親の手から
作られたもの、を。
母親への
《母らしさ》を求めている
のでは、なくて
こどもは
おとながする手仕事を見たり
感じたり、するのが好きで
それが、自分のために
行われている、という温みのなかで
過ごす、安心が大切、ということで。
シュタイナーを知ってから
おとな、とは
手からいろいろ、
作り出せるひと
なんだ、と、思った。
愛の発露としての、手作り
ではなく
オトナの
なんでもないこと
として、の、手作り。
わたしは、あまり
お裁縫が得意でないから
リュックとか
難しいのは、
なんでもないこと
が、できる母に、頼んだ。
クレヨンの入れ物は
園で、評判だったらしい。
娘たちも、クレヨンを
仕舞うのが、好きだった。
子育てしているとき
他のお母さんと
モロモロを比べると
焦ったり、落ち込むこと、あった。
見栄を張ったり
こころのなかで
張り合うことも。
でも、
ジブンとジブンのこどもだけを、
ただ見ているときは
球体のように、閉じた
幸福さが、あった。
一緒に遊ぶのが
楽しかった。
わたしの、
きらきらした川の時代。
ありがとう。
でも、あの時間は、
まだ、消えさっていない。
きっと
時間林に、まだ、流れている。
きらきら、きらきら。
ときどき、わたしは
そこに、浸りに行く。
ミルクを温める、ように
こころを温めに。
わたしを、元気づけてくれる。
はちゃめちゃの町にある
bakery【カンナ】の、パンのmenu
が、できました。
いちねんかん(バケット)
いっしゅうかん(食パン・1斤)
いちにち(食パン・半斤)
丘(カンパーニュ)
風(クロワッサン)
早起き(プチ・ブール)
夜ふかし(タバチェ)
なまけものの祈り
(ショコラデニッシュ)
はたらきものの祈り
(ジャムデニッシュ)
ぜいたくものの祈り
(ベーコン・エピ)
誰も知らなくても
(パン・ブリエ)
誰が知っていても
(パン・オ・レ)
ちいさなひとのために
(ミルク・ハース)
忙しいひとのために
(菓子パン、調理パン)
農夫風サンドイッチ
(自家製燻製ハム
黒すぐりのジャム
レタス、ハーブ)
漁師風サンドイッチ
(鰊の酢漬け
玉ねぎ輪切り
ハーブチーズ)
みゆきさんが刺繍した、カンナのお店。
うるまちゃん、の、絵から。
胸の湖からなら、すぐに
おいでになれます。
おやすみの日ですから
アルバイトのふたごの男の子
【金木犀】と【銀木犀】が
店番をしていますよ!
修道院のお菓子を
みゆきさんが、
見つけたので
と、写真を送ってくださった。
うつくしいなあ。
こんな、うつくしさを
身の内に、入れたい。
また、この本を読んで
うっとり、しよう。
なんだか
きょうは、にちようび、みたい。
のんびり、起きて
胃が痛い、という
長女に、お粥を。
グレープを聴いて
(さだまさし氏)
朝刊、を聴きながら
せんたくものを干した。
あしたは、諏訪へ。
午後からは、
いろいろと、支度をしよう。
はちゃめちゃ de のんびり。
空想家sio