こん、こんにちは。
きれいなものを昨日は
たくさん、見てみたよ。
逗子と鎌倉。
ひかりの、ひかりの。
樹々の、ひかりの。
ふとい根っこの
何千年もの時間の
伸びた、先の、ひかり。
寄せる波の、ふしぎ。
引いて、寄せる。
くりかえす、ふしぎ。
お昼ごはんをいただいたお店。
坂の、上の、うえの、古い民家。
雛祭りみたいな、いろの、前菜。
刺身こんにゃく、つるり。
冷たくて、つるり。
春は、冷たい歯ざわりに宿ってた。
笹の葉につつまれた
濡れたような、麩まんじゅうをもぐ。
やはり、春は
冷たい、歯ざわりから。
歯や舌に
冷たいものが
触れるの
わたし、好き。
夏よりも。
さーっ、
春は、音からも。
ともみさんは、いっぱいいっぱいふしぎなひと。
あのね、宇宙から、なにかを受け取っているみたいだよ。
初めてお会いして、まだ、よくわからないけど
ふつうのすてきな楽しいおんなのひと、だからこそ
それが、自然なこととして、感じられたよ。
ぽろぽろ、
ぽろぽろ。
ライアーの響きは
海の、泡、だと、思った。
人魚姫が、海に還った日の。
吟遊詩人になりかったわたし。
リュートの響きが好きだったけど
ライアーも、好きになった。
海の泡の響き を。
シアワセ。
ここからは、ただ思ったことを。
わたしは小さいころから
ジブンが、にせもの だと感じていて
いつ、それが
バレるかどうか
びくびくして
生きている
みたいなこわさを
感じていて
あるいは
本当は、鹿とか、
小さな草なのに
どうしても、
こちらの世界に来たくて
なにか策を労して
ニンゲンのかたちになったから
それが、バレないように
ひとところで、ながく
暮らさないようにしている
そんな、キブンがあって
やっぱり、それは
リアルなんじゃないか、と
昨日、びび、と、思った。
なんか、わからないけど。
もう、ひとつ
よくわからん、ハナシ。
わたしのなかには
四畳半料理研究家ハイル
という短歌詠みがいるのだが
男。
愛読書 てぶくろを買いに。
久しぶりに、彼が
詠んだ。
鎌倉の夜は
青くて、美しかった。
ママという名の猫と
夜汽車で、逃げろ逃げろ。
飲んだもの ラム入りの熱いチャイ
空想家sio











