おはようさぎ!
立春!
と、書きつつも
昨日は
鬼まんじゅう を
食べて、節分と、した我が家。
ひじき煮に入れた
大豆で、豆も食べたー!
ゆるゆるゆる、ゆる。
勝手に、草原キリン と呼んでいる。
きょうの短歌
思い出は、
菜の花いろの
スクランブル エッグ
おかあさんは
もう、いないんだなあ。
むぎしお
☃ はちゃめちゃのきょう
水無月蛇のうろこを
一枚もらって 水に浸すと
目が よくなります。
月鞠裁縫店の店主
月鞠子さんは、
50才をすぎたころから
目が悪くなりました。
少女の頃から
古代縫いの名手として
古代縫いとは、
まだ文字が生まれる前から
はちゃめちゃに伝わる縫い方。
目を酷使していたので
それは宿命でもあったのですが、
それでも、鞠子さんは
縫うことをやめられずにいました。
古代縫いは、日々
人々から、忘れられ
しかし、少ないながらも
需要はあり
とても、大切な需要です。
その、隙間のような 場所から
鞠子さんは
出るに出られずにいたのでした。
しかし、そうはいっても
縫えば
鞠子さんの目は、
悪くなるばかりなのでした。
その後、鞠子さんは
自分の代わりに、と
腕のいい仕立師のソラを得て
目を休ませながら
また、お針子メモリに素質を見出し
古代縫いを伝えていくのですが
それは、もう少し
後の、オハナシ…なのです。
そんな鞠子さんは
毎年、2月を楽しみにしています。
水無月蛇から
白く煌めくうろこを分けてもらい
それを浸した水で
目を洗うと
衰えた視力が戻るからです。
その効果は
ひと月で、消えてしまいますが。
つまり、2月は
鞠子さんにとって
待ちわびた
ひかり煌めく、月。
鞠子さんは
喉を潤すかのように
世界が生む
その多彩ないろを
楽しみます。
古い友人を訪ね、旅にでます。
そこは、鞠子さんのふるさと なのです。
きょうも
はちゃめちゃdeいきましょう!
sio