華やぐ冬となりにけり
息を吸っても お茶を飲んでも
むぎしお
これで飲むと、こころが、ふるん、と
空想へ、とシフトする。
次女kちゃん、
学校で
いじめは◯◯である
という、キャッチコピー(?)を
作りなさいと言われ
無難に
【絶対やってはいけないこと】
である、と書いたらしい。
他の生徒さんは
*弱いひとがやるもの
*みじめになるもの
*かたちの違う暴力
など、答えたらしい。
sioも考えてみた。
一晩と半分考えて
いじめとは、
過去からの怒り
である、と答えることにした。
大切なひとに、大切に
してもらえなかったこと への怒り
選べなかった 生まれや境遇 への怒り
劣っている と感じたこと への怒り
そんな さまざまな
たくさんの
押さえ込んできた
怒り が
いじめ となる (と考えたの)
あいつを見てると
むしゃくしゃする
言葉の棘で刺すのは
犯罪じゃないし
恵まれているから
奪ってしまえ
みじめなやつなんだ
いっそうみじめに
なっても 構わないだろ
いい子ぶってる皮を
剥いでやる
それらは、すべて
表の感情 で
裏には、
朝が夜になるほどに
黒く重なった
悲しみに彩られた 怒りが
ぱんぱんに詰まっている。
寂しさがふり積もった 怒りが
氷河のように
こころを凍らせている。
だから、
【いじめはゆるされない
周りで傍観しているひとも
いじめの加担者になる】
と、厳しく言う前に
気づくと、
あまりに
自分が可哀想で
みじめで、辛いから
見ないふりをしていた
怒りを
悲しみを
寂しさを
どうぞ、わたしたち
大人に見せてね
打ち明けてね
と、言ったらいい。
そして
怒りをすべて
見せてもらっても
決して、あなたを
あなたじゃない!
なんて、言わないから、と
こころから、伝えたらいい。
許されないことが
この世にある と
教えるなら
赦されることもある と
教えなければ。
わたしたちは
まいにち
間違いを犯し
でも、まいにち
互いに赦し合い
そうやって
生きている。
お父さんも
お母さんも
おじいさんも
おばあさんも
先生も
総理大臣も
みんな、そうなのよ
だから、共に生きよう
と。
sioは最近
ジブンが喋ろうとしたり
書こうとしていることが
過去からの
怒りから来ている
と、気づくと
人生のなかで
ジブンではないひとから
いただいた、優しさを
思い出すようにしている。
硬く固く、堅く
(難く、頑なに)
かちかちになった
怒りを
溶かしてくれる
優しさを
お湯を注ぐつもりで
五感ぜんぶを使って
再生する。
(それからもういちど
喋ったり、書いたりする)
怒りは、溶ける。
怒りの牢からは
たやすく、逃げられる。
鍵はかかっていないから
ジブンで、出られる。
わたしたち、優しさを
いっぱい、もらって生きてきた。
それで、溶かせる。
sunさんのビーイングタッチでも、
【月と本。会】でも、溶けた。
(でも、まだまだ!)
さようなら、怒りさん。
ありがとう、怒りさん。
知っているよ、
あなたは、わたしを
いままで精一杯護ってくれていたことを。
わたしを抱えるようにして
みじめな気持ちや傷つくことから
遠ざけてくれていたことを。
でも、もう大丈夫。
わたしは、人生のぜんぶを
味わいたいの。
あなたは、溶けて
優しさの海におかえり。
そんなことを思いながら
今日は、この麗しき方の
ジュリー こと 沢田研二氏! 嗚呼、なんて格好いい!
(画像お借りしました!)
お姿を、YouTubeで
拝見していた、sioでした。
(今の太ったジュリーも
トトロみたいで好き!)