もうすぐ、日暮れですね。

まだ、眩しいけれど
おひさまが
夕焼けの準備をしているのが

わかります。


今日のおひさまの
夕焼けブレンド
は、どんなかなあ。


それを
愉しみに待つ間

少しだけ

溜まったむぎしお短歌
ご紹介。


字余り、字足らず おゆるしを!





紫陽花の花の乾いて、
パレードの紙吹雪なら
まかせてと云ふ


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紫陽花のドライフラワー、ずっと憧れだった。
綺麗にできて、ひとりで、うっとりする。




ふかぶかと
10月終わる闇のいろ
窓は大きな羊羹の箱


ときどき、夜は巨大な羊羹のように
sioには思えるの。うーん、かぶりつきだ!


 

わたし お風呂に
入りたくない日があるの
お願い、黙っていてね


みなさん、黙っていてね。




からからと枯れて
芙蓉の実が鳴りぬ
ずる休みした子を叱れずに

  
長女Aちゃん
体育のハンドボールの授業が辛いと
学校を休む。




すごく似てるひとをユーリカ!
そのひとは本の住人
カスパールのおばあさん!


注 ユーリカ とは 古代ギリシャ語で
発見した、見つけた、との意味。


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大どろぼうホッツェンプロッツに
コーヒー挽きを盗まれた、おばあさん。
左端のめがねのヒト。



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ほら、そっくり!




皿 コップ
お鍋にお箸
台所の楽団たちよ
星月夜にはコーラスしよう

まいにち、ご活躍の台所楽団。
たまには、その声を聞きたいなあ。
きっと良いハーモニーでしょう。



襖開けたら どどどって
シャツとかが落ちてくる
そんな男子がいそうな町


陸奥A子展が行われた
彌生美術館がある根津や谷中を
歩いて、路地にあるアパートを見て。



晩秋はサフランいろの
ひかりにて 
わたしも木の実のように照る

図書館から、出て。



月の酒
鯛のお刺身 しこしこと
誰もが熱き頰を持ちたる


月の夜の彷徨。 
年を取ってきて、酒旨し。



ハナミズキの紅い実
ぽつん、句読点
折り返すように
秋を振り向く


友人と会って楽しかった。
秋に会うひとは、みな、美しい。



Follow me
ついておいでときみが言う。
麗しきハメルーンの笛吹き
Follow me!


ROLLYライブ、よかったなり。
猫耳、捨てずに取っておくなり!



乾きたるタオルに
冬の匂いして
解かるる記憶の
まるき温みよ


柔軟剤使わないわたし。
ぱりぱりのタオル。
冬の、感触。





柿は、灯しのいろよ
にほん という
ひらがなの国の
明かりのいろよ


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まいにち、食べても飽きない。




短歌は日記。

こころと季節のキロク。



あるいは、
ロックンロールバンド。


ココロの弦をかき鳴らして
クールにshoutするのデス。







今日は早く
お風呂に入るよ
の sioでした。