こんにちは.sioです。


まいにち、ひとつ捕まえる
日々のしっぽが、

また、ノートに

{C14147B5-2C14-4873-B5FD-D69A683E5D46:01}
  sioの大切なともだちからいただいた絵葉書を
   栞にしています。

溜まってきました。


純粋に
三十一文字じゃない子も
いるけれど 

新鮮なうちにご紹介。


*ときどき、挟む写真は
この頃の sioの可愛いお気に入りたち。



{3897A005-D9E4-4BEA-BD8A-7FF1D0E1AB90:01}



ピラカンサスの赤い実みれば
秋もまた、幸福そうに
わたしを見てる


中年の瞼は薄し
眩しさに手をかざし見る
夕日、桃いろ


いちじくの割れて
したたる蜜のような
日差しに秋の蝿の来ている



見たままを詠んでみた。

秋はいくら詠んでも飽きない。

ぜんぶが、アートみたい。




{EED8C95F-F574-498E-9CF3-06B3EB959E91:01}



例えるなら
ヘルシンキの森
お湯の沸く硝子の薬缶
そんな小説が読みたい


お隣に越してきたのは
冬でした 林檎の赤の
スリッパをくれました 


寒い日暮れの
路地に漂う灯油の匂い
あなたとわたしが好きな匂い



懐かしい、記憶のなかの冬たち。

幼い頃からために溜めた
空想のなかにも、記憶がある。

冬がくれた、
林檎のいろのスリッパは
もはや、本当に履いた気が…



{5AE0836F-1B84-47F1-8339-C85197C8D098:01}


カレーライス
チキンライスに半ライス
あ、オニオンスライスは
ライスじゃ ないよ


どんぐりを拾えば
お腹が空いてくる
かあさん、今夜は
シチューに決まりだ


大学に行こうか
それとも眠ろうか
ロックの御子の聖なる苦悩



困り顔の可愛い猫は
大好きな絵本【ねこのセーター】より。

ロックの御子とは
長女Aちゃん。

一年くらい眠って過ごしたいらしい。



{E22C6231-4421-4B1C-A001-E8BEA3E7E62A:01}


あの子かつて
ピアノ弾きだったのだという
そういえば よく
音符を落っことしていたな



どうしても、
パンの窓のあの子に
インスパイアされて
歌ができてしまう。

(作って、ごめんね)


写真の可愛い子は
そのむかし、
次女kちゃんが縫って
プレゼントしてくれたもの。






日々のしっぽを
短歌でつかまえる。

愛おしい日々たち。



まいにちが、
日替わり定食みたいで

ごちそうさま

って、短歌で言うの。






sioでした。