あなたは ドーナツを好きかしら?
あげたての かりかりのドーナツ。
ジャムやクリームをはさんだり
チョコレートやシロップをかけたり
すがたや あじも
いろいろの ドーナツ
今日は そんなドーナツを作る
きょうだいたちの
おはなしをしましょう。
さあ、あぶらが
あたたまってきました。
そろそろ、おはなしのタネを
おなべにいれましょうね。
こんな風に
始まるオハナシ絵本を
sio
今から、8年くらいまえの
ハロウィンに
娘ふたりと作りました。
タイトルは
【ハロウィンのどろぼう】
3人のきょうだいが作る
ハロウィンドーナツは
かぼちゃいろの
美味しくて
不思議なドーナツ。
毎年、それを食べるのを
村のひと 全員が待っている
大人気のドーナツです。
それを狙って、ある年の
ハロウィンの前の晩に
ふたりのどろぼうが
きょうだいたちが
寝静まったころ、
家に忍び込んできます。
大きいどろぼうと
小さなどろぼうです。
(こそこそと喋っているのを
聞くと、小さい方は
幼いコドモのようです)
あまりにドーナツが
美味しそうなので
ふくろに盗みつつ
小さなどろぼうが
つい、つまみぐい。
ばくっ と食べると
あら、大変、体が宙に浮いて
降りられなくなってしまいました。
大きいどろぼうは大あわて。
こんな風に、オハナシは進みます。
絵は下絵次女Kちゃん、
時々、長女Aちゃん。
オハナシと色ぬりは
sioが担当しました。
(兄弟のベッドの掛け布団の
ドーナツ柄に注目!)
みんなで、ハロウィンの歌をうたいます。
(どろぼうは、絵本の
バムとケロに似ています。
どうやら大好きだった
バムケロをムスメたち、
真似したようです)
♪ランタンに ろうそくが
ともったよ
さあ まじょの ぼうしを
かぶろうか
それとも こわいおばけに
へんしんする?
おいしい おかしがまっている
おお たのしい ハロウィン!♪
(詩 曲 sio)
小さなどろぼう、お姉さんに
抱っこされて、嬉しそう。
大きなどろぼうと
小さなどろぼうは
実は親をなくした兄弟で
村から村へと
盗みをしながら
渡り歩いていたのです。
でも、村へ、
迎えいれられることになりました。
3人のドーナツを作る兄弟が
とんちをきかせて
ふたりを
ハロウィンドーナツを
盗もうとしたどろぼうから
ドーナツを守った英雄に
したててしまったから、です。
書くのに飽きちゃった次女Kちゃんの
代わりに急遽代作した、長女Aちゃんの力作
よーく見ると、大きなどろぼうの
お兄ちゃんは大工になって、
小さなどろぼうのぼうやは
ドーナツを作る兄弟の末っ子と
木に登って笛を吹いています。
実は、このオハナシは
長女Aちゃんと
次女Kちゃんがお友達4人と
sioたちの家で
小さなハロウィンパーティを
開く!というので
その余興として、作ったもの!
(サーティワンアイスクリームの
pumpkinを食べてもらいつつ
パーティの途中で読んだのだ)
小学生だった長女Aちゃんが
同学年のお友達と、
事前に準備をして、
飾り付けは当日、
学校から帰ってきて
大急ぎで、やってくれました。
その様子をレポートしたのが
離れて住むおばあちゃん、
おじいちゃんに送っていた
家族誌【たんぽぽ通信】の記事です。
書いたのは.長女Aちゃん!
第二部も、やりました!
題して、【夜のおはなし会】
お風呂に入ってから
パジャマで、
ふたたび
とんがり帽子をかぶって。
ハロウィン気分で
朝ごはんに、スコーンを焼いたり。
(山田詩子さんの絵本
『ジョニー、パーティへいく』
のレシピで)
こうして、振り返ると
コドモたちに、sio
めちゃくちゃ、遊んでもらってる!
いや、今も
一緒にライブに行ったり
買い物に行ったりして
遊んでもらってる。
(ありがたやー)
まだまだ、遊ぶぞ!
さて、もうひとつの遊び
オハナシ書きでもやろうかな
sioでした!