娘ふたりに唐突にインタビューしてみた。


(長女Aちゃん17才 次女Kちゃん14才)



「小さな頃、

大好きだった絵本や童話は?」



※なぜ、そんなことを聞いたかというと


今度、にじいろ渦巻社内の

本とわたし【デイジーブックス】

絵本や童話を紹介しようかと

きっちゃんとりんさんが

話しているのを聞いたから。


うちの娘たち、何百冊も絵本を読んだ。


(家にあるだけでも100冊近くある。

幼稚園でも学校でも

市の図書館でも借りに借りた)


SIOも一緒に読んだ。


だから、娘たちが大好きな絵本や童話は

SIOの大好きなものと一致すると思い、


インタビューしてみたのだ。




ふたりとも、たくさん答えてくれたので

今日は、その中から絵本を選んで

紹介してみるね!



まずは次女kちゃんから。


ぱぱぱっと上げたのはこの3冊!


たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)/片山 令子
¥1,296
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あ、これ、

Kちゃんに初めて買ってあげた絵本。

大好きで大好きで、毎晩毎晩読んであげた。

お母さんと冬ごもりの準備をする女の子の

熊ちゃんの好奇心に満ちた素直なこころが、

Kちゃんに似てる。


てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)/著者不明
¥1,080
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この本をあげるとは思わなかった。

でも確かに何度も読んだ。

そういえば、

家族でやっていたクリスマス会で

みんなでこの人形劇をやったなあ!

絵をAちゃんとKちゃんに書いてもらって

切り抜いて、割り箸に貼って、

羊毛で作った雪の上で・・・・・・・。


この他にKちゃんは、


おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ)/著者不明
¥1,296
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うーん、やはり、昔話は強い!

途中、おだんごが歌う歌を

SIOが作曲(?)し、のりのりで

みんなで歌ったことを思い出す。

なぜか、ブルース調で、今歌うと笑ってしまう。



Kちゃん、他にもこんな本が

大好きだった、ってあげてくれたよ。


手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)/新美 南吉

¥1,512
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これも家族のクリスマス会でわたしが

指のきつねを使って、劇にした。

手袋屋さんは黒い帽子をフェルトで作って

声を低くして、演じた。Kちゃんのこころに

このオハナシが、しん、と綺麗な雪の夜の

記憶みたいに残っているらしい。

新美南吉、すごいなあ。


バムとケロのさむいあさ (小型絵本)/島田 ゆか
¥972
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バムとケロシリーズは

これが一番好きらしい


100ぴきのいぬ 100のなまえ (ほんやく絵本)/チンルン リー
¥1,296
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これ、本当に100匹の犬と

100の名前が出てくるの。

もわもわ、ジンジャー、

ババロア、ギャング、あんみつ

などなど、愉快な名前を最後に全部呼んで、

いちにちが終わるの。

Kちゃんと寝る前に100の名前を

早口で呼ぶの楽しかったなあ!


おひさまパン/エリサ クレヴェン
¥1,404
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長女Aちゃんともに好きな本。

何度か、この【おひさまパン】を

オーブンで焼いた!

(作り方が表紙の裏に書いてあるの)

寒い曇りの日ばかりが続く町。
町全体が憂鬱となり、喧嘩や溜息ばかり。

そんな時、町の小さなパン屋さんが

おひさまのパンを焼くのです。

すると・・・・、という展開。

確か江國香織さんが訳してる。



さて、お次はAちゃんが好きだった絵本。



筆頭は、やっぱりこれだった!


ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)/なかがわ りえこ

¥864
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Aちゃんが生後4ヶ月の頃に

すでにこれを読んで聞かせたsio

ちょっとせっかちなお母さんだった。

でもお母さんになることで、

一番楽しみだったのは

子供と本が読めることだったから

ついつい、やってしまったの。

食が細かったAちゃん、

あんまり食べたがらない時は、

ぐりとぐらが森で

カステラを食べる場面を見せて

さあ、Aちゃんも食べよう!と畳の上に

シートを敷いて、

ピクニック気分で食べさせたっけ。

ぐりとぐらの曲も節を作って、

時々ピアノで弾いてAちゃんと歌ったなあ。

楽しい思い出。


お次は


たんじょうび (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)/ハンス・フィッシャー
¥1,512
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SIOはハンス・フィッシャーの絵が大好き。

(このひとの描いた【長靴を履いた猫】は

SIOのアイドルでもある。)

長女Aちゃんと何度もこれを読んで

いつも、うっとりしていた。

ハンス・フィッシャーの

【ブレーメンの音楽隊】も

Aちゃんはすごく好きらしい。


ラッセのにわで/エルサ・ベスコフ
¥1,512
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ベスコフの絵本のなかで、Aちゃんは

これが、ことのほかお気に入りだった。

ある男の子の前に

九月、という名の男の子がやってきて

梨やダリアなどと話す、というstory。

つまりは、北欧の眩しく短い夏の終わり。

ベスコフの昔風の絵が

なぜかAちゃんのこころを今も捕らえている。

【ぼうしのおうち】なども好きらしい。


ふたりはともだち (ミセスこどもの本)/アーノルド・ローベル
¥1,026
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このシリーズの4冊をいったいどれくらい

眠る前に読んだだろう?

SIOはこのがまくんとかえるくんを

一人二役しながら

しゃれた落語のように娘達の前で読んだ。

この優しい物語を覚えていてくれて嬉しい。



他には

かぼちゃスープ/ヘレン クーパー
¥1,728
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いってらっしゃいおかえりなさい/クリスティーヌ ルーミス
¥1,620
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かえでがおか農場のいちねん/アリス・プロベンセン
¥1,944
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などをあげてくれた。




絵本って、なんかビスケットみたい。

一枚食べたら、もう一枚食べたくなるね。


手の温みと同じくらいに温めた牛乳と一緒に


秋の日のひかりや落ち葉の色と一緒に


暑い夏の水遊びの後の眠たさと一緒に


冬の毛布と暖房の灯油の匂いと一緒に。



小学校で8年、

絵本の読み聞かせをしたワタシ。


いつか、デイジーブックスで

読み聞かせもやってみたいな。


(だんだん、渦巻社と

自分のBlogの境目が無くなってきちゃった)


オトナのオトナによる、読み聞かせ。


(代わりばんこに読んで、

うむうむとビスケットを囓る。

おひさまパンならぬ、SUNビスケットで!)


そんな空想も広がってきたよ!


☆次は童話を紹介してみます。

お楽しみに!