【追想法(レミニセンス)】って、知ってる?


わたしこと、sioも

つい最近、ふと目にしただけなんだけど


なんとなく・・・・気になるの。



目にしたのは、新聞に毎月一度

折り込まれる薄い情報誌。


夏の睡眠不足対策などの特集のなかの

小さなコラムにそれは書いてあったの。


「悩んだら寝る」は、正解?

ってタイトルでね。



そこにはこう書いてあった。



眠る前に考えたことを

眠っている間に脳が取捨選択して

過去の記憶とリンクされて、

目覚めた時に新しいアイデアが生まれることがあります。

これは【追想法(レミニセンス)】と呼ばれるものです。



ん?・・・・これ、みんな身に覚えがあるんじゃない?



あれこれ悩み考えて、そのまま眠ってしまった翌朝

ふと、ナニカ解決法やアイデアがひらめくこと。



それに、よく聞くよね。


作家のひとが枕元にペンとメモを置いて眠るって。


(それとも関係があるのかな?)



ま、これはこれとして。





今朝、わたし、目が覚めて

「そうだ、今日スポーツクラブに入会しよう」と思ったの。

以前から、入ろうかなと思っていたのだけど

突然、それが今日だと思ったの。



タブン、昨夜、「自分になんだか元気が無い問題」に

またもコツンとぶつかって、悩んでいたせいかな。



※この「自分になんだか元気が無い問題」は

2年前に母を亡くした頃から勃発した。

なんだか、心身ともに、急に老いてしまったような

そんな感じがするようになったの。



スポーツクラブに入ろう、と思い立ったけど

すぐにこころの声(この声は常にシニカルなことを言う)が聞こえた。



「元気がないから、

スポーツクラブに入るって

すごく短絡的じゃない?

そういうのって、あんた、

嫌いだと思ってたけど・・・・」



わたしは、その声を無視し、

スポーツクラブに電話をかけた。


スポーツクラブは家から3分のところにある。





スポーツクラブでは入会の前に

施設の見学と体重や体の筋肉量などの測定をした。


(進化した体重計みたいなものに乗った)



これを受けて、


わたしは45才という年齢的には

ちっとも太ってなく


身長155センチ、46.9キロ

(BMI19.5)


体脂肪もそれほどなく


23.8%


部位別筋肉のバランスも良い、ということだった。



体の構成成分、水分、たんぱく質も、ミネラルも

平均より少しだけ上で、問題無いということだった。


ただ、筋肉量が平均ぎりぎり だった。




わたしの今のカラダを

理想的な体にするには


(あくまで平均的な数値ということだが)


筋肉の量を3.1キロプラスして

脂肪量を0.5キロプラスして


調節したらいい・・・・ということだった。



あと、3キロ太る!!



50キロに戻る!!



あ、ありえないよ~!!!



※ちっちゃな頃からぷっくりしていたワタシ。

常にダイエットをこころがけて数十年。

今年始めに50キロあった体重が

【冷え取り】の小食のおかげで

ようやく47キロになったのに・・・・・。



あ、ありえないよ~!!!!





実は昨夜、【元気が無い問題】に加え


11月半ばに福岡に二泊三日の

オタノシミ付き旅行に行くことになって


(何がオタノシミかは今はひ・み・つ!)



後2キロ、痩せよう!!


とココロに決めたばかりだった。



よっしゃ、じゃあ、

モチベーションをあげなくちゃ、と


ダイエットサイトなぞを覗いてから


明日の朝からダイエットガンバロウと、

ココロに決めて、眠ったのだ。




そして、翌朝、いざ痩せん!と

勇んで、スポーツクラブに行ったのに


筋肉量が平均の範囲のぎりぎりだから


(でもトレーナーさんはほめてくれたよ。

45才で、運動をする習慣がなくて

平均の筋力量があるってなかなかですよ、てね)


できたら、3キロ分筋肉をつけるといい


と言われたのだ。(ま、あくまでデータだけどね)



ええええ、これってどーゆーこと?




冷静になって考えた。


わたしにだって分かっている。


もし筋肉を3キロつけられて、


体重が50キロになっても

見た目的にはほとんど変わらないってこと。


むしろ、体が引き締まって

sioが望む、【元気がある】状態になるってこと。


でも、「太る」ってことに抵抗したのだ。


数字が増えるのがイヤ。



「だって、女の子って

45キロくらいじゃない?

デビューした頃の松田聖子ちゃん、

身長158センチで43キロとかだったよ

わたし、その頃、すでに47キロとかあったから

すごく・・・・恥ずかしかったの。

わたし、聖子ちゃんみたいな

華奢な女の子になりたかったんだよ。」



おお、なんと、中学生の頃の

ワタシが口出してきた!!!


それも松田聖子ちゃんみたいに

なりたかったとは!!



(・・・・恥ずかしい・・・・)





しかし、わたしはデータ的には

50キロで良いのだ。


松田聖子ちゃんはそうじゃないが

わたしなら、それでいいのだ。



うーん、そうだったのか・・・・・。





ということで、sioはスポーツクラブに入会した。


(キャンペーン中ということで、

入会金や事務手数料は無料だった!)


まずは、パーソナルトレーナーについてもらい

筋肉量と心肺機能を上げるための

わたしにあったプログラムと負荷や回数を

考えてもらい、運動を見てもらうことになった。


(体力が落ちたのは心肺機能の

低下もあるだろうということだった)



えーと、皆さん、sioは

筋肉を3キロつけて50キロになることにします。


(うううう、なんかイヤだけど)


それを自分に許可します。


来年春には【なんか元気無い問題】は解消しています。





ここまで書いて


これも【追想法】かな、とわたし、ちょっと思ったよ。



「もっと痩せたるで!」と思ったワタシに


脳が、

【痩せたいという思い】に

含まれている情報を取捨選択して


過去の記憶とリンクさせて


良いアイデア、つまり、


「あんた、ちょっとスポーツクラブ行って

ちゃんとカラダのこと知っておいで。

思い込みで動くの、もうやめなはれ」


とメッセージをくれたような気がするよ。



もう、松田聖子ちゃんに

憧れる必要もないやろ~、と


笑いながら言ってくれた気がするよ。



あんたでいて、いいじゃない、と


ふっくらしたカラダつきの

あなたでいいじゃない、と


言ってくれた気がするよ。




よし、太るぞ!

筋肉つけるぞ!






そしてなんかしらんけど

元気になろう!