tottemo atsui hi.

とても暑い日

20nen burini no shinnjuku ha

二十年ぶりの新宿は

marude kaisuiyokujou mitaini de

まるで海水浴場みたいで、

nami no youni yoseru atsusa ni

波のように寄せる暑さに

oborenaiyouni watashitachiha

溺れないように わたしたちは

sinnchouni kuro-ru no hayasa de

慎重に クロールの速さで

ohirugohann wo

taberu cafe made isoida no desita,

お昼ご飯を食べるcafeまで急いだのでした。



ということで、


今日は高校時代からの友人と

8年ぶりに会って、お昼ご飯を食べてから


【紀伊國屋ホール開場50周年記念公演

朝日のような夕日をつれて 作・演出鴻上尚史】


を観に行ってきた。



こんな楽ちんな格好で行った。

およよ、なんだか髪がぼさぼさ。

湿気が多いと、膨らむわたしの髪の毛・・・。



 暑いので靴下は3枚。五分丈の絹レギンスを履いて。


ブラウス(綿100%)は bulle de savon.

白スカート(リネン・綿混合)は吉祥寺の古着やさんで購入。

靴(スエード)はharmonic par コンジュペイエというshopで。 

バックは、NOJESSというshopで。




※でもこの格好、あまりにフツウすぎる・・・・。

おろろ、UPするほどじゃないかもでござるよ

(険心のまね、分かる人には分かる!)


ふうむ、こうやって見ると、

靴も本当は、違うナニカの方がよかったかも。


でも、わたし、靴、あんまり持っていないの。


特に冷え取りを始めてから、履ける靴は


ビルケンシュトックの茶のメッシーナと

ダンスコの焦げ茶のイングリットと

この黒スエードのぺたん靴しか、ないの。


なので、ちょっと不自由・・・・・。


秋になったら、予算を計上して、

何足か買いたいなあ。





さて、久しぶりに観たお芝居は

わたしの中で眠っていた【誰か】を目覚めさせたみたい。


その誰かとは、高校時代の、

弱小(人数が少ないという意味)演劇部に入っていた

自身を変わり者と感じ始めた、【わたし】だ。


あの頃、わたしたち(敢えてわたしたちと書こう)には

たっぷりとした未来があり、

未来は、その頃観たお芝居と地続きであった。


そう、わたしたちには、フツウの女子高生には無い【生きづらさ】と

フツウの男子高生に「あいつは彼女にできねえな」みたいな

引かれてしまうような【個性】があり、


(しかし、それをわたしたちは悩みのひとつに数えてはいなかった)


そんなわたしたちを鴻上さんの【お芝居】はくるくると、

おそろしいほどスムーズに巻き取り、


鴻上さんにご連絡もしないで、勝手に戯曲を練習し、


「疲れ果てていることは誰にも隠せはしないけど~」と

大音量で音楽をかけ、(モップスのたどりついたらいつも雨降り)


芝居小屋に見立てた暗幕を張った教室で

観も蓋もなく、踊ったりしたのだ。


(あの頃のわたしたちは、川原泉のキャラみたいであった)



今日、わたしはココロの片隅に、あの頃の「わたしたち」を発見し、

「なあんだ、まだいたんだ、ねえ、ああいうの、またやろうよ」と声をかけた。


ええ、やりましょう!とその中の「わたし」は答えた。


ええ、やりましょう!!!

やってやろうではありませんか!


ナニカヲヤルノカハ シラナイケド。


・・・・・うーん、なんか、愉しい・・・・。





来年4月に、また鴻上尚史さんが

オリジナル作品を、シモキタ本多劇場で演るらしい。


本多劇場、懐かしいなあ。

始発で行って、チケット買ったなあ。


春、友人とまた観に行けたら、と思う。