7月12日の日記
シゴトがある日は
それだけのいちにち。
介護とは、カラダとこころを
フル回転するものだから、
(究極のサービス業と言えよう)
帰宅すると、
ほぼ軟体動物化している・・・日々。
昨夜は、
「多分我が妻は
軟体動物化しているであろう」と
見越した夫が食事を
あれこれと作ってくれていて
(その隙に風呂に入り
半身浴した)
それを、ひたすら、あう~、とか
うま~、とか言いながら食べ
その後、すぐに寝てしまった・・・・。
閑話休題
シゴトで
100才のおばあちゃまとか
まだ60代手前で突如、病を得て
残った障害を受け入れて
リハビリを懸命にされている方、
だんだんと弱くなられ
入退院を繰り返しながらも
ご家族に祈るように見守られ
残りの日々を穏やかに過ごされている方、
などに日々、接していると、
【現在】とは、葉っぱの上にのった
小さな小さな露の玉みたいなものだ
と感じる。
その小さな露の玉が
葉っぱのうえで
光を浴びながら
震えている、
その間、わたしたちは
(わたしたち生命あるモノ)
泣いたり、笑ったりして
生きていくんだな、と思う。
どの露も等しく
光を浴びて、
そして、等しく
葉っぱの上から
落ちていく。
わたしは
そのことに安らぎを感じる。
寂しさではなく。
昨日は、そんなことを感じながら
シゴトをした、のだった。