さて、国道9号線は海岸線沿いを走ります
そして、境港方面へ向かう途中、道の駅がいくつかあります
まずは、道の駅「神話の里白うさぎ」
建物の目の前には、白兎海岸(はくとかいがん)を見ることができます
建物には展望台スペースがあり、そこからよく見ることができました
そして、道の駅の建物のすぐ近くに、白兎神社というのがあったので、ルルちゃんの散歩がてら行ってみました
お土産の看板がありましたが、土日祝日しか売られてないらしく、今回あいにく平日のため買えず・・・
狛犬代わりか、兎の像がお迎えしてくれました
そして、やはり砂丘の近くということで、神話の「因幡の白兎」をモチーフにした砂の像がありました
因幡の白兎のおはなし
昔むかし、隠岐の島に1匹の白兎がいました
白兎は、ある姫神に会いに因幡の国へ行きたいと思っていましたが、隠岐の島と因幡の国の間には海があり、自力ではいけませんでした
そこで白兎はワニザメをだまして向こう側の因幡の国へ行こうと考え、ワニザメを集めました
白兎はワニザメたちに「君たちの仲間と、僕たちの仲間、どちらが多いか比べてみようよ」と提案しました
その提案に乗ったワニザメたちを、隠岐の島から因幡の国の間の海へ並べて、白兎はワニザメたちの上をぴょんぴょん跳ねながら、まんまと海を越えて行きました
ところが、もう少しで海を渡り切るというところで、うまくワニザメたちをだまして海を渡れたことが嬉しくて、白兎はつい、「君たちはだまされたんだよ」とワニザメたちにバラしてしまいました
それに怒ったワニザメたちは、白兎の体中の毛を抜いて、白兎を丸裸にしてしまいました
丸裸にされた白兎が体中の痛みで砂浜で泣いていると、そこへ大国主命のお兄さんにあたる神様たちが通りかかりました
大国主命のお兄さんたちの神様たちは、因幡の国に八上姫という美しい姫がいるという噂を聞いて、自分の嫁にしようと思い、因幡の国へ向かっているところでした
泣いている白兎にお兄さんたちの神様たちは、面白半分に「海水でよく体を洗い、風にあたってよく乾かして高い山の上に寝ていれば治る」と嘘を教えました
白兎が言う通りにやってみると、よけいに体中がますますひどくなってしまいました
あまりの痛さで白兎が泣いていると、そこへ、お兄さんの神様たちの荷物を全部持たされた、大国主命が通りかかりました
大国主命は、泣いている白兎に訳を聞いたあと、「川の水で体を洗い、蒲の穂をつけなさい」と言いました
白兎がその通りにすると、身体の毛が元通りになりました
大喜びで白兎は大国主命に、「八上姫の神は、意地悪なお兄さまたちではなく、あなたと選ぶでしょう」と言い残し、先回りしてお兄さんたちの神様たちよりも早く八上姫神のところへ行き、この出来事を伝えました
これをしらないお兄さんの神様たちは八上姫に先を競うように結婚を申し込みますが、八上姫はそっけなく突き放し、「私は大国主命へ嫁ぎます」と言ったのです
ということで、白兎は、八上姫と大国主命との縁を取り持ったことから、ある特定の人やかなわぬ人との縁を取り持つ縁をつなぐという白兎神社の祭神として祀られているようです
そして、神話にちなみ、皮膚病ややけどなどに効く神社として信仰されているようです
境内はこんな感じ
両側に兎の像が並んでいて、きっと参拝者たちだと思うのですが、兎の台のところに5円玉とか小銭がたっくさん積まれていました
本殿です
この本殿には、すごいことがありました
本殿の土台になっている石が、菊の紋章をかたどっていて、きっと皇室と何らかの関係があるのではと言われているらしいのですが、この神社自体が、いつ創建されたのかはっきりしなくて、詳しいことはわかっていないとのことです
日本の神話だから、皇室と関係あるって言われると、そうなのかな、と思えちゃう
菊の紋章の台座はこんな感じです
奥の丸い大きな柱を支えている台座に、菊が刻まれています
平日の昼間で、人もあまりいなかったので、ゆっくりとまわることができました~
次の道の駅へ向かいましょう
道の駅「はわい」
ハワイ・・・と思いましたが、このあたりの地名、「羽合」と書いて「はわい」と言うそうです
大きな建物の前に、ハワイを思わせるような、ヤシの木ならぬソテツがあったりして、なんとなく南国ムードのある道の駅でした
ちょっと休憩
鳥取といえば梨
ということで、ここでは梨のソフトクリームを食べました
外にテラスがあったので、ルルちゃんと一緒に居ることができます
さっぱりしました~
さて、次の道の駅へ向かいます
道の駅「北条公園」
とても大きな駐車場があり、お店も農産物がたくさんありました
どうやら、近くに大きなキャンプ場があって、そこの関係で食材が豊富なのかな~なんて思いました
トイレ休憩をして・・・
次の道の駅へ向かいます
道の駅「大栄」
1993年の4月、道の駅として初めて登録された、道の駅第一号だそうです
ここは、北栄町というところなのですが、ここは、マンガ「名探偵コナン」の作者、青山剛昌出身地ということで、この道の駅からJR由良駅までの通りを「コナン通り」として、「コナンに会える町」となっているそうです
そのため、すぐそこのあちこちに、コナンにまつわるブロンズ像などがたくさん設置されていました
道の駅に隣接するように、「青山剛昌ふるさと館」という建物があり、青山剛昌作品のすべてが展示されているそうです
展示の中には、コナンのターボエンジン付きスケートボードもあって、乗れるみたいですよ~
もちろん、コナングッズが買えるお店も併設されています
あこりんはね~
灰原さんと~服部平蔵と~怪盗キッドが好き、だったりします・・・
で、ふるさと館の前には車も停まっていました
車のナンバーが「あ 1-64」なんですよ
この意味わかります
実は、あがさ博士=阿笠博士(あがさひろし)」なので、あがさの「あ」と、ひろし=164、なんですって
面白いです~
ブロンズ像もおいてあったのでパチリ
よちくんもあまりマンガを読んだり観たりしないし・・・ルルちゃんも・・・
でも、あこりんのテンションは上がっちゃって上がっちゃって
こんな写真をちゃんと撮ってもらいましたよ
少年探偵団の仲間に入れてもらった感が出てるかしら~ん
近くにあるコナン通りには、やはりコナンにちなんだものがたくさんありました
街灯にもコナン
地面にもコナン
そしてマンホールにもコナン
すっごくあちこちにいろいろあるので、探すのが楽しいかも~
見た目は子供、頭脳は大人・・・あこりんの場合は・・・見た目はチビっこ、頭脳はノー天気って感じ・・・
う~ん
まだ午後の早めの時間だったんで、そのまま境港まで行ってみることにしました