これはすごい本です！
みなさんに読んでほしい
図書館でリクエストして
何ヶ月も待ってやっと読めました
６００ページもある本ですが
２日くらいで一気に読みました
それくらい内容が濃い
『生きるのが下手な若者』
ざっといえばそれが主題
そして生きるために
知らず知らずに犯罪の道に進む
なぜか私自身の人生と重なる
もちろん私は犯罪は
犯していませんが
生まれた環境は
本人が望んだものじゃない
そして人がいうほど
その環境から
逃れることは容易ではない
そういう点で
自分と重なりました
少し前に流行った言葉に
『親ガチャ』というのがあるけど
それは案外当たってることもある
親だけに限らず兄弟も含め
『生まれた家ガチャ』
とでも言おうか・・・
そしてそれは自分で
選択できないし
一生、付き纏うものなのです
結婚相手に愛想が尽きたら
離婚することは可能
でも、親兄弟に愛想が尽きても
縁を切ることはできない
結局、足を引っ張られるのが
『生まれた家ガチャ』です
常に起こってくるのが
金の無心
何も考えず
お気楽に暮らす親兄弟
金のある時はパァ〜〜と旅行
パア〜〜ッと外食三昧
もちろん貯金もないし
その日暮らし
でも酒もタバコも競馬もやる
そんなふうになりたくないから
必死で頑張って
自分の人生を切り開いてきた私
自立できない学生のうちは
辛抱するしかないが
働き始めてからは
一人暮らしするため
必死で貯金したが
それを、パッと親に使われた
そして、文句言うなよ！
と反対に怒鳴られた
そういう経験が重なって
今のドケチ人生が
成り立っております！
この世の中ね
しっかり生きている人を
呑気に生きて
世間に騙される馬鹿が
頼ってくるんですよね
でその馬鹿は
それが当たり前だと思う
しっかり考えて
しっかり計画を立てられる人は
そうじゃない人に当てにされ
結局全てを背負い込むことになる
言うといてあげます
これがこの世の法則です
だったら奴らみたいに
呑気に生きてやろう
何度もそう思ったけど
やっぱり性格上うまくいきません
人生一度きり
普通の家に生まれ
普通の親兄弟を持つ人
それ、ラッキーだと思うよ
他人なら離れれば済むけど
親兄弟はタチが悪い
一生血縁という血が付き纏う
それがいやなら
ほんま蒸発するしかないな
と思ったことは人生で
何度もあります
そういう自分の人生を
思いだしながら読んだこの本
一人っ子がよかったな
と真剣に思います
親はいづれ先に死ぬけど
兄弟姉妹って
いつまでも生きてるからなぁ
うちの弟と縁が切りたい
そう思ってかれこれ５０年
まだ縁は切れません
それどころが
これから老後に頼られそう・・・
そしてそういう奴ほど長生きする
ウヘェ〜〜〜
さてと
雨が上がっていい季節
今日は娘の家に
子守りに行きます
娘にとって
自分はどんな親なのか
時々考えてみる
それも大切だろうな
親ガチャに外れた
と思われないように！
みなさんの
生まれた家ガチャは
どんな具合ですか？
おしまい
