母の日に娘にもらった金麦! 

イェイ!

 

 

 

 

 

久しぶりに自分の世界に戻ってきました。

 

この一人暮らしが貴重であることが、再認識できる夏となりました。

 

 

ひっそりと自由で静かな一人暮らし。

 

自由であることが人間にとって一番、貴重なことなんだな。

 

 

 

 

人間、生きてると文句は色々とあるだろう。

 

寂しいとか、孤独死がどうだとか、貧乏だとか、旦那が不倫だとか、

 

男は役に立たねえとか、年金が少ないとか、政治家がアホだとか

 

でもまず、自分自身が自立して自由であることが一番大切だと思うな。

 

 

 

 

コーヒーを飲みながらボーとできる時間。

 

これが自由ダァ・・・

 

もうこのまま昇天してもいいわ・・・

 

子育てしてるとそれすらないのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この2週間、遠くに住んでいる娘の夫が長期出張するので

 

娘の子育てのお手伝いのため行ってきました。

 

しばらく家事や赤ん坊の世話などを手伝ってあげて

 

久々に娘や孫と過ごせていいなぁ、と気楽に考えていた私。

 

が、予想外なことが起こりました。

 

 

 

 

一ヶ月半に満たない新生児が39度の高熱を出し入院。

 

突然、私が付き添うことになったのです。

 

 

 

 

私は日頃から病院には全くお世話になっていない人で、

この年でいまだに『お薬手帳』なるものを見たことがない人。

 

 

 

 

当然、小児科病棟での入院付き添いも初体験。

 

ドラマなどでみる例のカーテンで仕切られた4人部屋

 

もうすでに3つのベッドは埋まっている様子。

 

 

 

 

通路を挟んで向かいのベッドは、6歳くらいの男の子

 

この野郎、ずっと大声で喋ってる・・・魂が抜ける

 

付き添いは父親、母親、時々祖母のシフト制

 

 

 

 

斜め向かいのベッドは小学生女子の模様

 

彼女はかなり静かだが、痰を取られる時だけ泣いていた。

 

付き添いは母親、父親、時々祖母のシフト制

 

 

 

 

カーテンを挟んですぐ隣のベッドは

 

生後二ヶ月の赤ん坊くん

 

泣いたらめちゃ声がでかい!

 

付き添いは基本的に母乳の出る母親だ。

 

週末は父親、時々祖母が交代している模様。

 

 

 

 

で、うちの赤ん坊生後一ヶ月

 

可愛いやつだがなんせ新生児だ。

 

授乳回数が多い宇宙人でもある。

 

そして、付き添い人員は私一人・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の入院付き添いで一番大変だと思ったのが

 

小児病棟なのに、4人部屋であることだ。

 

 

入院自体は仕方がない。

 

付き添いもできる人がするしかない。

 

もちろん、交代はすべきだとは思う。

 

人間には睡眠不足にも限界があるからね。

 

 

 

 

でも、病気のチビが4人一緒の部屋って

 

基本、無理やろ?こんなもん。

 

これは病院の金儲け主義の証だろ!

 

 

 

 

病気の子供は大体ずっと泣いてるんやで。

 

それをみんなで一緒の部屋って、無理やろ!

 

こっちが静まったら、今度はあっちがギャアギャアやん。

 

同じウィルス同士を同じ部屋に入れてますっていうけど

 

やはり症状のひどいチビは、軽いチビに移すよね。

 

そして、全員がまとまってパニック状態になる。

 

 

 

 

そんな中で眠れる付き添い人がおったらギネスに載るわ。

 

 

 

 

うちの赤ん坊は、基本お腹が膨れると眠ってくれるが

 

そりゃあ宇宙人なんだから、訳もなく泣いてくる時もある。

 

そういう場合、自宅だと少し泣かせておくこともできるが

 

このクソのような狭い4人部屋の、しかも夜中には無理だろ!

 

図太い神経をお持ちの方で、気にせず泣かせっぱなしの人もいるが、私は無理。

 

だからちょっとグズったらずっと抱っことなる。にっこり

 

漬物石のように重い赤ん坊でもう腰がボロボロ。

 

 

 

 

しかも、抱っこと言っても通路に出ることは禁止!

 

元々、赤ん坊は点滴で繋がれているからベッドの横だけ。

 

しかも、そのチューブがついてるからめちゃ扱いにくい。

 

しかも日本独特の、クソみたいに狭いスペースで、

 

点滴をぶら下げるキャスターがあったり、

 

デカイ椅子が置いてあったり、

 

そんな場所へ簡易ベッドを置くと幅15センチくらいしか立つスペースがない。

 

せめて夜中に椅子はいらないから、折り畳みの椅子はないですか?いうと、

 

『ない!』と言われた。

 

 

 

 

しかも早々と9時には消灯されるから何もちゃんと見えない。

 

本を持って行ったが暗くて読めないし、

 

そしてなんと、wi-fiも繋がらないのである!

 

 

 

 

クソ狭い、窓のない、カーテンだけの空間でミルクの調合

 

あちこちでギャアギャア泣き叫ぶチビの声を聞きながら赤ん坊をあやす。

 

夜中に寝不足のフラフラの頭で、抱っこしてゆらゆら。ネガティブ

 

 

 

 

おお、やっと眠りかけたぞ・・・と思ったら

 

はい、ブリブリ〜〜〜 ウンコしました!うんち

 

ウンコしたら赤ん坊はお腹が減ったと錯覚する。

 

で、またミルクとなるが哺乳瓶は汚れたまま・・・洗う暇もない。

 

母乳は出ないし、哺乳瓶もない・・・

 

どないするん?

これ一人で・・・

夜中に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄やん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この4人部屋だけではないのよ。

 

他の部屋からも子供のわ喚く声が盛大に聞こえてる。

 

多分、みんな点滴で繋がれて入院なんだろうね。

 

少し離れた新生児室?からはズゥ〜〜〜と

 

夜通し、新生児が8匹くらいずっと大合唱で泣いている。

 

赤ん坊が必死になった時に出す、引き攣ったようなロングブレス

 

母親なら知ってるでしょ?

 

あれがずっと響いてるけど、どういうこと?

 

ナースたちが放ったらかしってことよね。

 

ナースステーションではモニターか何かの警報音が

 

ピポピポ、ピピピピ、ピポピポとずっとなりまくり。

 

で、哺乳瓶を洗いついでにナースステーションをみると

 

そんなすごい音の中で夜勤のナースが二人

 

知らん顔して座ってた・・・

 

怖ぁ〜〜〜〜

 

看護師ってすごい神経なんだ。

 

魂が抜ける

 

 

 

 

 

これ、どう考えても地獄やん・・・

 

 

 

 

 

寝不足で頭が割れそうに痛いしなんか熱っぽい。

 

でも自分のことなど構ってはいられない。

 

なんとか赤ん坊を守らなければ・・・

 

そうして夜が明けて行った付き添い一夜目でした。

 

 

 

 

後編へと続く

 

 

 

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