フランスに残してきた夫はイギリス人でした。

 

まだ離婚はできていません・・・

 

夫は英語しか喋らず、日本語は全く通じませんでした。

 

だから、口喧嘩も英語で私なりに頑張りました。

 

自分の気持ちをできるだけわかってもらうために。

 

 

 

でも結局その努力も実らなかったようです。

 

結局、口喧嘩はいつも夫の一方的な怒鳴り声で終わり

 

『離婚じゃ、さっさと荷物をまとめて日本へ帰れ!』

 

という決め台詞で終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

離婚を考えるとき

 

喧嘩をして、その時の勢いで

 

離婚じゃい!と口にする人、

 

あなたは離婚の素人です!ニコニコ

 

喧嘩をしている時って

 

特に男はプライドが優先されて

 

喧嘩に勝つことばかりを考えています。

 

多分ね・・・笑

 

だから意味不明な反論をしてくる。

 

そして心にもない残酷なことも言いやがる。

 

違ってる人もいるならそれはこの際置いとこ。

 

だから、

 

一旦持ち帰って考えるべき!(営業か!)

 

 

 

 

つまり、

 

心にもないセリフを吐いてでも

 

とにかくその場の喧嘩に勝ちたい

 

こいつはそういうズブの素人なんだ。

 

 

 

 

そう思って見逃してやるのがプロニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

もしも立場が入れ替わっていたらとよく考えました。

 

夫がイギリスから日本へ来て住んでいたとして、

 

喧嘩するたびに、私が夫に

 

『さっさと荷物をまとめてイギリスへ帰れ!』

 

と言ってやったらどう思うのだろうか?

 

 

 

 

『相手の立場に立って考えてごらん』

 

このセリフを私は何度も夫に言いました。

 

まるでアホガキを諭す母ちゃんである。

 

 

 

 

これを英語で言うと

 

Put yourself in my shoes.

 

これは英語の有名なイディオムで

 

夫は常に 英語はイディオムが90%だ

 

それが理解できないと英語は喋れない!

 

と豪語していたので、

 

私は口喧嘩の時にも、頑張って使ってみました。

 

 

 

 

でも、結局、通じなかったようです。

 

英語は正しいけど、受け取ってもらえなかった。

 

 

 

 

いや、恨みがましく書いているのではありません。

 

ただ、言葉って難しいなと今更思うのです。

 

日本人同士でも同じことです。

 

 

 

 

言霊(ことだま)と言うように、

 

言葉ってすごい力を持っています。

 

相手の心に残ります。

 

そして自分が感じる通りに伝わるとは限らない。

 

別の意味合いで相手に届いてしまうこともあります。

 

 

 

そう考えると言葉って怖いです。

 

特にメールやSNSなど

 

お互いの表情が見えず

 

文字だけが残る場合は特にそう思います。

 

 

 

 

口喧嘩の場合は、文字には残りませんが

 

やはり吐き捨てた言葉は相手の心に残ります。

 

これを『捨て台詞』と日本語では言いますね。

 

英語では『parting shot 』と言います。

 

まあ、夫婦の場合は、お互い様の場合もあり

 

騙し騙し一生つれそう夫婦もいるとは思う。

 

 

 

 

しかし、うちの夫のように

 

喧嘩するたびにそのparting shotをぶちかましてくると、

 

これはもう騙し騙しは効かなくなるのです。

 

夫は多分 『離婚じゃ、さっさと日本へ帰れ!』

 

の名台詞を2週間に一回言ってましたので、

 

月に2回X12ヶ月X10年=240回

 

ですね! 

 

 Oh, there were a lot of parting shots than you can shake a stick out!

 

これも有名なイディオムです。

 

多分英国人でも知的な人しか知らないと思います。

 

夫はこれを知っていると自慢していました・・・笑

 

 

 

 

 

離婚じゃい!

 

荷物をまとめてさっさと日本へ帰れ!

 

 

 

 

とうとう

 

ご希望通り

 

本当になりました!

 

泣き笑い

 

 

 

 

夫はそんなこと本当には思ってなかったのかもしれませんが

 

それでも同じ捨て台詞を繰り返した罪は消えませんな・・・

 

そのバチが当たったのであります!

 

だから、本当に離婚する気のない人は

 

捨て台詞は吐かないように気をつけましょう!

 

 

 

 

今日はちょっと

ええこと言うたやろ?

 

えへん!

 

 

 

サリュゲッソリ