フランス人は年齢に関係なく
自分がしたいファッションをします。
結構な中年マダムでもミニスカートを履いてたり、
ピチピチのTシャツの胸元からシワっぽい胸の谷間を覗かせていたり。
基本、海外の洋服は襟ぐりが大きくプレスされており、
自動的に胸が出る仕組みになっておるようだ。笑
日本には『いい年をして』と言う言葉があるように
年齢を気にして、ファッションを決める傾向がある。
私はフランス帰りのマダム代表として、
（いやいや、これはほんの冗談！）
いい年をして？
なんでやねん！
自分の好きなもんを着たらええねん！
と反抗的になって、ある実験を試みた。
『GUで好きなものを選んで試着してみる』
と言う遊びをしてみたことがある。
なぜGUかと言うと、
他の店では店員が近寄って来て
試着遊びができない。
ユニクロは遊ぶにも
ちょっとダサすぎて楽しくない。
ユニクロのグリーンやブルー、辛子色
どうやったらあんなダサい色合いが出せるか、
いつも感心するねん。笑
で、チープだがまあまあのGUとなるのだ。
では、この遊びの方法をお教えしよう。
まず、年齢を考えず、気に入った洋服を選ぶ。
そして、GU試着室の車椅子用の広いところに入る。
他の試着室は狭すぎて動きにくく、
また試着した姿を鏡に写して遠目にみようとすると、
靴を履いてそのブースから外へ出る必要があるからだ。
その点、車椅子用のブースは広いのでカーテンの中で事足りる。
もちろん、車椅子の方がいたら譲りますが。
まず、
楽チンそうなサスペンダー付きのスカートを試着
ガ〜〜〜ン
ええ〜〜？
何これ！
全く、変！
オバちゃんのサスペンダー
犯罪やろ！
ゲゲゲ
笑けるわ。
次、
パフスリーブ（ちょうちん袖）のワンピース
色は年のために抑えて黒にしてみた。
ガ〜〜〜ン
葬式帰りのリカちゃん人形か！
しかもリカちゃん老けてる・・・
あかん！
イキリすぎやん。
丈が中途半端。
こんなに似合わんのかい！
ちょっと腹たつな。
次、
シアーロングシャツ
シアーとはシースルーてことらしい。
これはまあまあやな。
これは似合ってるやん。
オッシャレぇ〜〜〜
でもこれいるか？
透けてるから夏しか着れん
でも日本のクソ暑い夏に
こんなポリの長袖着とったら
命落とすで！ほんま！
つまり使えんちゅうことやな！
あかんあかん！
流行りに乗って
イキってまいそうやったわ。
なんや、結局
全滅かいな！
ロンTでも買って帰るか・・・
すると、
カーテンの外から
お客様ぁ
大丈夫ですかぁ？
と店員さんが声をかけてきた。
えっ
店員さんおったん？
なんと、
オバちゃんの心の声は
ずっとダダ漏れだったのだ。
思ってることが全て
独り言となって声になってた。
大阪のオバちゃんの特徴
独り言が多い！
参考までに、
大阪人がよく使う
『イキっとるなぁ』とは
調子に乗ってる
自分を見失ってる
やり過ぎてる
と言う意味である。
大阪の信号だらけの貧乏くさい狭い道で
爆音を響かせてポルシェとかに乗ってる奴おるやん？
で、次の信号に引っかかってる奴。笑
あいつ、
イキりすぎやろ！
アホやな！
と、こう言う風に使うのである。
一つ学んだこと
フランス帰りでも
イキったらあかんねん！笑
ある程度の年齢になると、
質のいいシンプルなファッションを。
流行り物は控えめに！
さて、昨日の『みんな飯』は
これでした。
やっぱ寿司はうまいな！
娘夫婦の心遣い、
ありがとう！
サリュ