モラ男シリーズ モラ男の常套手口（オシャレ編）
に続く、第二弾です。
フランスに残してきた夫は、
基本、悪ガキのように、怠け者でした。
自分の好きなことは集中するけど、
嫌いなことは、後回しの繰り返し。
出会った時にはもう中年でしたが、
若い頃から、働くのが好きではなかったようです。
私と結婚して、たったの１週間で仕事を辞め、
それから４年間、見事に無職を続けました。
いよいよ、こりゃ破産するな、となった時、
やっと重い腰を上げて、仕事を見つけ
やっとこさ嫌々ながらも働き始めました。
しかし、もともと文句の多い性格。
しかも、自称ミソジニスト（女性嫌い）ときています。
ところが仕事先の担当者は、ほとんどが女性。
フランスの女性、めちゃくちゃ気が強いです。
男社会でバリバリ働いているだけあって、
相手が誰であっても、ちゃんと仕事しない人には
容赦無く、ガンガン指摘してきますから。
ある日、仕事先の女性から夫にメールが届きました。
それを読んで、夫は、めちゃくちゃ怒ってます。
なんだこいつ、上から目線だぞ！
俺様のことを一体誰だと思ってるんだ！
俺様を、奴隷か何かのように扱いやがって！
こんな奴とは、もう仕事はせんぞ！
メールは一切無視してやる！
夫に届いたそのメールを読んでみると、
確かに、ここまでいう必要があるんか？
というくらい、歯に衣着せぬ言い方で、
あれこれと書いてありました。
でも、この人がここまで書くのも一理あります。
だって、夫は同じミスを何度も繰り返しているのですから。
でも私は、夫の味方として、こう言いました。
流石に、この言い方はひどいよね。
この人、かなりマウンティング体質かもね。
相手に突っ込まれないように、
ミスを減らすしかないよね・・・
と夫を励ましました。
夫も、ウンウンと同意してその場は終わりました。
それから、何日かたったある日、
私が、書類仕事をしている時、
『部屋の電気が暗すぎて、文字が見えにくい』
と言っただけで、夫がイラつき始めました。
お前は、いつもあれこれ文句ばかりだ！
いつも文句のタネを探してるんだ。
この前も、マダム〇〇のことを
マウンティング体質だとか言ってただろ！
誰のことでも文句ばかり言ってるんだ。
ええ〜〜〜
もともと、自分がめっちゃ文句言ってて、
自分も私の意見に賛成してた癖に、
ちょっと喧嘩になったら、ちゃっかりと、
私一人で文句言ったことになってるやん・・・
これがモラ男の常套手口です。
昔のことの前後関係をうまく無視して、
私が言った文句だけをピックアップ。
文句タレの女房だとまくし立てます。
卑怯星からやってきた王様です。
だから、この後、私は日頃から人のことは
一切批判しないように気をつけました。
すると、今度は、
お前は俺がこんなに怒ってるのに、
知らん顔をして、お前は俺の味方なのか、
俺の敵なのか、感情を表に出さないから、
気持ちが悪い。 日本人は何を考えてるのかわからん。
と怒ります。
こういう奴、付き合うのも限界がありますよね。
で、とうとう限界がきたのでフランスに
一人で残してきてやりました、とさ！笑
誰か物好きな人に、
拾ってもらったらいいと思います。
さて、口直しに、
うまい飯、行ってみるか！
ホットモットの『のり弁』
こんなうまいものがこの世にあるんや・・・
白身魚フライ、きんぴらごぼう、
タレに浸したちくわの天ぷら、
海苔の下には、おかかと昆布が敷き詰められ、
口の中で抜群のマリアージュ！
そして、ホッカホッカのコシヒカリ銀シャリ！
もう、ほんま、死ぬで！
絶対食べて！
これでたったの３００円！
日本は最高やで、ほんま！
ほんまにほんまやで！
サリュ
ほんまやで！ しつこいで！