こんにちは
今朝も霜が降りていましたが、今は快晴です。
我が家の庭にも、少し春の兆しが。
クリスマス・ローズ、スノードロップ、
プリムローズ、クロッカスなどが花をつけ始めました。
私の一番は、スノードロップ。白いカーペットの様に群生します。
昨日もいい天気だったので、一人で歩いて近くのスーバーまで買い物に。
食料や雑貨など、毎月の消耗品は現金で買う様にしています。
つまり、今月のバジェットをキャッシュで手元に持ち、
そこから使っていく方法をとっています。
こうすると、今月あといくらしか残ってないから、
少し、節約気味で買い物しないといけないとか、
財政状況(そんな大した額ではない)が手に取るように分かる。
買い物で緊張するのが、レジでの容赦なしペラペラフランス語数字。
今はほとんどのスーパーは、金額表示のスクリーンを設置していて、
それをカンニングすると、支払額が見れるのだか、
今、私は日頃のフランス語不勉強を少しでも挽回すべく、
”耳で聞いて金額を理解する。” ということに挑戦している。
だが、十中八九、不成功に終わっている始末。打率1割五分!
特に、79とか98とかが出てくると強敵。
いつまでたってもピンとこないね、これ。
毒舌で有名な、エリザベス女王の旦那さんフィリップ殿下が、
”フランスの数字ほどアホで面倒な奴はない。” と言ったらしい。
仰る通りだと実感します。
98とか最悪。 20X4+10+8 とペラペラ言われたら、
もう、耳が・・・チビリそう。
で、聴く前から耳が緊張していて、
”なんかペラペラ聞こえたで”、
としか、聞き取れてない。 というか、
これは、全く聞き取れてないと言うべきところ。
(呆れた耳がヘソで茶を沸かして大笑いと、かなりややこしい。)
で、次の試練が、
財布からそれにキッカリの銭を出すこと。
レジ姐は、じっとこちらを見て待っている。
私の支払いが終わるまで、次の客も待っている。
札はいいけど、なんでフランスの小銭はあんなに曖昧なの?
2ユーロとか1ユーロはちょっとデザインに凝ってるから許したる。
問題は、
50、20、10セントが全部 同じ金色で、似た様なサイズ。
5、2、1セントも全部 同じ銅色で、似た様なサイズ。
支払いの時は、これらが、小銭入れにごちゃ混ぜに入ってるから、
どれがどれか手のひらの上でひっくり返して数字を見たり、
レジ姐の前のカウンターにおっ広げて、ご披露となる。
機嫌いいレジ姐ならいいけど、腹が減って機嫌の悪いのに当たると、
めちゃくちゃめんど臭いアジア人扱い間違いなし。
あのね、EUの役員のオッさんオバはん方、
もうちょっとはっきり、色を変えるとか、
もっとはっきり、サイズに一目瞭然の差をつけるとか、
ポンドみたいに、ペンタゴンにするとかさ、
日本みたいに、真ん中に穴あけちゃうとか、
工夫はないのか?
頭は生きてるうちに使えよ、て
うちのお母ちゃんが偉そうに言っとりましたで。
やはり、日本人はちゃんと工夫してるよね。さすが頭ええわ。
これ、どれか一枚だけサッと見て、なんぼのコインか言えますか?
ごちゃごちゃの小銭入れから、サッと出せる? 98セント。
全部 おんなじじゃぁ!!!
頑張って出すから、20分待って!!!