Billy JoelのHonesty を題材に、アンジェラさんが
英語と自分流の歌詞をつくる指導をしてくれる番組をみた。
1度目の放送を見逃したのが残念。

民放の番組のレベル低下がとまらないなか、受信料で安定収入のあるNHKは
堅調にいい番組を連発している。
アンジェラさん、歌も解説ででてくる言葉もいいなぁ~
なんか、言霊を感じる。

ひさしぶりに聞く名曲に、世代的に反応してしまった。
で、検索をかけたら、いろんな訳がみつかったのだけれど、
自分的には lonely word を「孤独な言葉」とするのが
どうしてもぴんとこない。
これは「むなしい」とか、「さびしい」ってしたいなあ~
英語の構文どおりの訳も、Billyの歌から伝わる怨念(アンジェラさん言)が、
打ち消されちゃう

ティーンだったころみたいな勢いで、久しぶりに歌詞の英訳なんかをしてしまった
自己満足の世界だけど、なんか婚活で物思う気分にぴったりの歌詞なのだ。
いくつになっても、心を揺さぶるBillyの歌に、ありがとう。

【私の訳したHonesty】

もし優しさを求めるのなら そんなに難しいことじゃない
生きていくのに必要な愛なら 手に入れることはできる
でも もし誠実さを求めるのなら
目をつむることさ
それは たやすく手に入るものではないから

Honesty(誠実) なんてむなしい言葉だろう
だれもがみな 嘘をつく
Honesty なかなか 心に響かない言葉
でも僕が 一番 君から得たいもの

心をさらけ出して 同情をひくような話をすれば
いつだって誰かいてくれる
でも 嘘を含んだ かわいい顔なら 見たくない
僕が欲しいのは ただひとつ 信じられる人だから

Honesty なんてむなしい言葉だろう
だれもがみな 嘘をつく
Honesty なかなか 心に響かない言葉
でも 僕が一番 君から得たいもの

恋人をみつけるだけなら できる
友達だって みつけられる
苦い結末が訪れるまでの 一時的な安らぎならば 簡単に手に入るんだ
だけど だれも僕を 確かな約束で 満たしてはくれない 
わかっている わかっているけれど…

僕が 自分に深く向き合っているときは
あんまり 構わないでいてほしい
そんなときは 何もいらないんだ
だけど 僕が裏表のない真心を求めるとき
いったい ほかにどこに帰る場所がある?
頼みになるのは 君しかいないんだ

Honesty なんて むなしい言葉
だれもがみな 嘘をつく
Honesty なかなか 心に響かない言葉
でも 僕が一番 君から得たいもの


余談だけれど、検索していたら、Billyが鬱病を患っていることを知った。
ネットの時代になると、いろんな情報が簡単に手に入る。でも…。
これもなんだか、Honestyの歌詞に通じるような気がする。