こんばんは、藤谷です。


本日はレッスンデー。


レッスンの中で、初めて台本のある現場に出させていただいた時のことを思い出しました。


それはプローストに所属前、養成所チアーズ生の頃にいただいたご縁。


チアーズは養成所でありながらも、取り組み方次第で様々な現場にご縁をいただけます。


しかし、いざ台本をいただくと、その量に驚きました。


そこからセリフ覚えるのに試行錯誤の連続。


先ず、全部ノートに書き写しました。


書き写した後にセリフを全く覚えていないことに気づいたのが最初の一歩。


それから、セリフをひたすら口に出して練習。


結構練習したからと思って台本を手放して練習しようとすると、途端に頭の中が真っ白に。


そのため、覚えるためのキーとなる言葉をチェックして思い出しながら練習。


有難いことに、研修を開いていただき、掛け合いの練習もさせていただきました。


なんとか必死に覚えたセリフ。


さあ、とうとう掛け合いの練習だと思って、掛け合いを始めると、その瞬間にセリフが全て飛びました。


あんなに練習したのに、、、と思って必死に思い出そうとしても、全く思い出せません。


その後、アドバイスいただいて歩きながら覚えました。


セリフを自在に出せるようになるには、どれほど時間がかかったことか。


そして、とうとう本番。


なんと、いきなり2回続けての現場。


ステージに立つと、セリフがなかなか出て来ません。


その時は、ペアの女性役者さんに助けてもらいました。


落ち込む暇もなく、2回目もすぐにスタート。


そしたら1回目が嘘かと思うぐらい、セリフがどんどん出てきました。


めでたし、めでたし、




ということは、もちろんなく、


そこから新たな試練の連続でした。




この経験が、私を作ってくれました。


あのとき、ひたすら試行錯誤して良かった。