ドイツのHR/HMと言えば、ジャーマンメタルの礎を作ったハロウィーン等を思い浮かべる人が
多いと思いますが、僕的にはやっぱり、恐らくドイツで最初に世界的成功を収めたであろう...
スコーピオンズってことになるでしょうか。
あのマイケル・シェンカーの実兄であるルドルフ・シェンカーのカミソリ・ギターリフと、
僕がロニー・ジェイムス・ディオと並んで好きなVoの一人だったクラウス・マイネのシャウト。
ちょうど東西冷戦が一旦終結する辺りに発表されたバラードが世界的大ヒットとなって、
その後は何だかポップバンドみたいになってしまってあまり聴かなくなっちゃいましたが
85年頃まではよく聴いたな~。LIVEパフォーマンスもカッコ良かったんですよね
おススメのアルバムは何枚かあるんですが、リードGtがウリ・ジョン・ロートとマティアス・ヤプス
各々の時代のLIVEアルバムを聴けばベスト盤的な意味もあり、バンド・カラーの違いも分かって
面白いです。
↓78年発表のウリ時代。
映像は同時期のもの。音は吹替みたいですが。
↓85年発表のマティアス時代。
ワールド・ワイド・ライヴ
Amazon |
この頃は勢いあったよなぁ~。
ところでスコーピオンズと言えば、数々の発禁ジャケットでも有名?ですね。
↑これ(75年イン・トランス)とか、
↑これ(79年ラブドライヴ)とか。
今見たら全然大したことないですが、当時はけしからん!!かったんでしょうね。
中でも一番物議を醸したのはこれ↓でしょう。
76年発表「ヴァージンキラー」。まぁ怒られるのも分からないではないですが
これらのアートワークは後に無難なヴァージョンに差し替えられているんですが、
「ヴァージンキラー」のはなんとこれ!
いやいくらなんでもこれは...もはやアルバム・タイトルなど全く無意味。
余計なイチャモンに対する彼らなりの細やかな抵抗といったところでしょうが、
何もここまで間抜けな写真使わなくても...面白いけど