大変だったよねって言い合えたら | あなたのおうち時間と個性を豊かに。横浜ハンドメイド教室「たべられないアラカルト」

あなたのおうち時間と個性を豊かに。横浜ハンドメイド教室「たべられないアラカルト」

横浜で「想像で味わい日常を豊かにするアート」の作家&講師をしています。動画講座も開講しています

 

こんばんは

たべられないアラカルトの、りょうこです

 

 

さて、今日は受講者様から

こんなご相談をいただきました。

 

「販売用の作品ができたのですが」

「後から知ったのですが…」

「先生と同じ材料を使っていたみたいで…」

「販売していいのでしょうか」

 

 

結論から申し上げます

「 い い ん で す ! !」

 

「オリジナルとして販売しても…?」

 

「 い い ん で す ! ! 」

 

 

 

フェイクスイーツは

粘土やレジン、身近な素材を使って作るもの。

 

気の遠くなるような数のものの中から、

どんな材料や道具をどう使うのか

 

作家、講師の皆様は

長い時間とたくさんの失敗を経て

一つずつ見つけていきます。

 

それから、やっと本格的に

作品やレシピ作りが始まります。

 

 

その大変さが分かっているからこその

受講者様からのご質問でした。

 

 

私がどうして

「いいんです」と答えたか

 

こちらでも共有させてください。

 

というのも、他にも同じ質問を

いただいたことがあるからです。

 

 

以下、わたしから

受講者様にお伝えした答えです。

(数カ所、分かりやすくするため変更しています)

 

↓  ↓  ↓  ↓

 

 

どんどん販売も、

ワークショップだってしてください◎

 

というのも、

 

「●●さん(相談してくださった受講者様)がご自身で0から考案されたレシピだから」です。

 

 

もし私の講座を受講いただき、

初めて

「この素材を使うんだ~!」

「こんなアレンジができるんだ、やってみよう!」と思っていただいた場合。

 

この場合は、

レシピを元に組み合わせたり

作った作品に関しては、

受講料をいただいたり、

作品販売のご相談をいただくのは

自然かなと思います。

 

しかし、そうではない

「自分で考え出されたアイデア」については、

受講料も許可も要らないですよ。

どんどん、自信を持って世に出してくださいね。

もったいないですキラキラ

 

(中略)

 

お互いノーヒントで、

蓋を開けたらじつは

材料や工程、成果物が似ていた!

というのは個人的に問題ないと思ってます。

 

そこに、

お互いの努力や試行錯誤があるからです。

 

 

だから、そういう時は

「同じこと考えてたね~!

大変だったよねここまでくるの!」

と分かち合えたらいいなあと思うのです。

 

それをダメ、としたら、

作る楽しみも業界の未来もないなあ

と考えています。

 

↑  ↑  ↑  ↑

 

もちろん、特許など

「同じことかんがえてたね〜!」

とはなれない場合もありますが、

私のレシピに関しては、今のところそう考えています。

(なので正しい、正しくないではなく、私一個人の意見です)

 

 

では、反対に

私がダメだなと思うのは

「何の苦労もなくアイデアを私物化する」ということです。

 

 

「思いつかないから、講座を受けて作品に活かそう」

は、違いますよ。

 

教えてもらうために

時間を割いて

講座を探したり、申し込んだり

安くない受講料を用意したり。

これは苦労です。

 

 

そんな苦労を飛び越えて、

「自分が考えました」

「自分だけのものです」というのは

私にとってはNGだなと考えています。

 

 


ただ、OKなのかNGなのか

違いって第三者から見たら

その違いは分からないですよね。



私のレシピに関することで

「これは…?」と思うことがありましたら、

私に直接教えていただけたら嬉しいです。

 

 


そもそもなぜ私が

講座を通してフェイクスイーツのレシピを発信ているのか。

 

いろいろありますが、大きくは

「自分でもできるんだ、と

受講者様ご自身の可能性を見つけて前向きになってもらえること」です。

 

その目的に合い

なおかつ、その活動が続けられるような形で行動しています。

 

 

だからこうして

同じ材料を使った作品を

0から考案された受講者様を、

リスペクトし応援したいのです。

 

宝石白 宝石白 宝石白 宝石白 宝石白 宝石白 宝石白

 

今回のご相談は

作り手として私もぶつかったことがあった悩みだったから、ご紹介させていただきました。

 

 

 

 

作り手の数だけ、

作り手の思いや考えがあります。

 

今回の記事は

私が絶対正しい、と言いたいわけではなく

自分のレシピに関しては、自分はこう考えていますというご紹介でした。