「めぐる って こういうことなんじゃね」
大分県の別府で
一緒に「地獄めぐり」をしたあと
娘が言っていました
子どもの頃や何かの旅行で
「地獄めぐり」をしたことがある私は
色の異なる池を順番に眺めて歩くことを
若い子たちが楽しむかな?
と心配になっていて
(せっかくの旅行だから楽しんでほしい!)
入場券を買うときに
「共通券」にするか
それとも一箇所のみの券にするか
一瞬迷いました
…いや ここまで来たんだ
「共通券」にして
とりあえず めぐり始めました
***
「『地獄めぐり』?
温泉をめぐる?ってことは
あちこちの温泉にはいるってこと??
って よくわからんかったけど
めぐりながらわかった
成分のちがう 色のちがう
温泉を見て歩くんじゃね
町を歩きよっても
(道路脇の排水溝や地面から)
湯気があがるのも(広島や他の場所では)見ることないね」
娘の話を聞いて
娘そのもの
体験そのもの
を私が信頼してなかったんだと
自分にがっくりでした
「私が楽しませなければ!!」
「私の望むリアクションがもらえなければ!!」
楽しかったことにならない
実りがあることにならない
…みたいな固いやつが私にあるんですねぇ
ほんと自分にがっくりです
***
体験しながら わかることがある
体験してみて わかることがある
…いや
何もわからないかもしれないし
時間差だってあるかもしれない
「正解」を探したり 「正解」を前提にしていると
動けなくなるもんだなと
改めて娘に教えてもらったできごとでした