久しぶりにわが家に帰ってきた家族は
また「ひとり暮らし」の家に戻って行きました
数週間離れてみて
それまでにはあまり聞くことのなかった
「ありがとう」
「おいしい」
ということばだけでなく
口調や表情の変化を感じました
「菊芋の素揚げ」は 喜んでたなぁ
最終日の午後 わが家を出発しましたが
「(私が作った)ごはんを持って帰りたい」
とリクエストがあったので
タッパに詰めました
帰りの荷物の「貴重品」は
着替えや会社の荷物ではなく
冷凍したおかずでぱんぱんになった「保冷バック」だそうです
ここにいた「形跡」の洗濯物などを片付けるとき
ふうーっと ものさびしいのが流れます
家族にかけていたエネルギーを
ちがうものに向けるときが来ていることを感じながら
慣れ親しんだものややり方から「卒業」するのは
ものさびしいものが流れます