「今日晩御飯食べて帰る!!」
ともだちと遊びに出かけた娘から
夕方 LINEが入る
朝出かけるときに尋ねたら
「晩ご飯? いるよー」
って 言ったよね?
・・・まあ、いいんだけど
20歳の娘が ともだちと晩ご飯を食べて帰る
私が 20歳の頃を思い返せば
それはそれは 娘の比にならないくらい、
夜も出かけて遊んでいたよな?
うちの娘さんは ほとんど家にいるもんな?
それでも 娘が大きくなっていることが
不思議で 感慨深くなる感もある
小さい頃は
「どんな『娘さん』に なるんだろう?」
と ときめきながら よく描こうとしたものだが
想像できたことはなかった
それより
この人が どんなことを感じて 何をしていくのか
日々そばにいて 見ていることがおもしろかった
娘が生まれたときに アルバムか何かに
「どんな子に育ってほしいですか? ママからの願い」
みたいな項目があって
「優しくて 芯の強い子に」
と 書いたことを覚えている
だけど 20年経つうちに
そんなの どうでもよくなっていった
娘は 娘の想うように 楽しんで生きていくだろう
「優しくて 芯の強い子に」
なりたかったのは
きっと その頃の私だったよね