あなたに優しくなんかないけれど | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます

「あなた、優しいね

あなたみたいに優しい人は 見たことがない」

 

年輩の男性に そう言われるが

その方は ほとんど誰にでも、そう言われる

 

そして、言った口も乾かないうちに

「怖い顔して にらみつけてくる」

とも言われる(笑)

 

 

いつものことなので

取り合わない

 

そんな取り合わない私が

優しいとは 想わない

 

 

 

 

「あなた、男がおるんじゃろ

だんなが おるんじゃろ

だんなさんに 言われるじゃろ

『優しい』って」

 

その方は 特に意味もなく

口にされているだけだと

よくよくよーく 心得ているのだけれど

 

反射的に

「・・・さて?」

と 考えてしまう

 

「言いませんよー」

と 答える

 

 

・・・うん、言われることはない

 

 

夫からは むしろ 怖がられていると想う

 

口うるさくて

 

批判的で

 

いつ責められるか わからない

 

って 嫌がっていそうだ

 

 

・・・うん、そうだろう

 

 

 

優しい妻だと 想われたかった

 

「こうすれば 優しいでしょ?」って 思いつくことをしていた

 

「こうすれば 嬉しいでしょ?、ありがたいでしょ?」

 

これならどうだ、これでもか

 

・・・って まさに脅迫だ

 

 

 

優しいと 想われたくないわけではないけれど

 

相手にどう想われるか より

 

自分がどうしたいか、どうありたいか を

 

選んで動くようにしている

 

 

まだまだ 慣れていないことなので

いい顔する方を

選んでしまいそうになったり

選んでしまうこともあったりだけれど

 

 

私が 自分に素直である方を選ぶ

 

 

私は あなたに優しくなんかないけれど

 

 

優しさのおしつけをしていた私よりは

 

私は 私に優しい・・・かも