タッチフォーヘルス・キネシオロジーのセッションをするとき
「答えは その人のなかにある」
ということが大前提
「ありのままの自分自身を尊重することが一番大切なのです・・・」
と タッチフォーヘルス・キネシオロジーの創始者ジョン・シー博士の想いとして
述べられています
人は その人が信じ込んでいる「見方」というものがあるようです
ここまで生きてきて培ったものを変えることは
たとえ、「痛み」や「問題」だととらえていることが変化し
「痛み」や「問題」が消えてしまうように感じる、
自分が望む方に向かうことになったとしても
抵抗のようなものがあるようです
タッチフォーヘルス・キネシオロジーのセッションに使われるカウンセリング方法に
「禅カウンセリング」というものがあります
このカウンセリング方法では
施術者側からの「アドバイス」はしません
その人の発した言葉を繰り返し
その人が ご自身の内側にある「答え」に
気づいていかれることに 寄り添う?という姿勢でいます
「禅カウンセリング」を用いて
その人が 「問題」だと感じている状態から
「問題」のない状態、
その人の本質が望んでいる状態はどんなことなのか
ということをしぼっていきます
決めるのは ご自身です
・・・しかし
「お任せします」
「決めてください」
「どうしたらいいですか」
と 質問されることはあります
混乱するお気持ちは よーくわかる
私も 自分が「問題」だと感じていることに向き合うときは
カウンセリングをしてくださっている相手の方(先生や一緒に受講している仲間)に
「なんて 意地悪な言い方をするんだ!?」
と 責められているような、追いつめられているような
もやもやしたり
いらいらしたり
してしまう感覚にはまることがあります
それは
自分の気づきたくないことに出くわした瞬間なのかもしれません
自分の経験を
自分の「こしらえた」見方(=思い込み)で 見ていることに
気づくときなのかもしれません
または
まだ経験していない未来のことを
自分の「こしらえた」見方(思い込み)で 見て
不安や緊張を生み出していることに
気づくときなのかもしれません
その「思い込み」があった方が
自分にとって都合がいいことが
何かしらあるのでしょう
(その都合がいいと思い込んでいることに気が付くと
めっちゃ恥ずかしかったり、ばかばかしく感じたり
自分が、ひとが 愛おしく想えることもあります)
自分の「思い込み」に気づいただけで
「解決策」にまでたどり着いていなくても
こころと身体の「痛み」や「問題」だと感じていることに
変化が起きることもあります
「肩がこる」 という状態が
0 が 快適、 10 が 不快 だとして
ビフォーが 8 で スタートしていたなら
アフターが 7や6 など、
数値化しておくと 変化を感じることもあります
「今 ここにいる自分」が
自分にとって のぞむ状態(=健やかな状態?)を
決める、選ぶ
それが
「自分の人生を自分で生きる」
ということなのではないかと
タッチフォーヘルス・キネシオロジーをしながら
感じています