筋肉の働きが弱まっているとき
その弱まっている筋肉の働きを補おうとして
他の筋肉が 働いていることがあります
肩のまわりの筋肉が弱まっているなら
背中の筋肉や 腕の筋肉、ふくらはぎの筋肉だって
力が入っていることがあります
歩くときに使う筋肉は 「脚」の筋肉?
・・・ですが
私は 足に力が入らず、肩で歩いているような気がすることもあります
台所で 食器洗いをしているとき
お皿を洗うのに必要な筋肉は 「腕」の筋肉や「指先」?
・・・ですが
ふくらはぎ(ここは まだわかるとして) や 腰まわり、あごに
みょーに 力が入っているような気がすることもあります
身体の筋肉の使い方が なんだかおかしい
今そこに、ほんとに そんなに力がいるか??
と 気がつくと
自分のしていることが とても滑稽に見えて
みょーに入っていた力を ふーっと抜くことができます
セッション中も
身体にふれて、バランス調整させていただいているとき
腕をあずけてもらっているのに
「ビシッ」と 力が入って、カチコチにされている方も いらっしゃる
「抜き方がわからない」と おっしゃる
自分の身体に力が入っているなんて
想ったこともない、感じたこともない
「力を抜く」なんて わからない
と 言われていた方が
経絡というエネルギーの通り道を 手でふれてたどるだけで
少しずつ やわらいで
左右の肩の高さに高低差があったものが なくなったり
肩がゆるんで、首筋の痛みを感じられなくなったり
ゴキゴキと音がしていた首が スムーズにまわったり
という状態に気づかれ
明るい表情で うれしそうに驚かれる様子をそばで見ることもあります
身体の不具合を治したり、痛みをとったりしているのではありませんが
身体のなかに流れているエネルギーの流れを
元の状態に戻すことで
元々持っている力を楽に出せるようになるようです