望郷の父・・・5 父の背景「青年、出逢う」 | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

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無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます

望郷の父・・・目次



そんな高校時代を送るなかで


父が帰省をしたあるとき


父の「あんちゃん」(私の叔父)が きれいなお嫁さんをもらっていた


親戚筋にあたるのか 同じ集落での農業をともにする生命体からなのか


父は 兄のお嫁さんのことを 小さい頃から知っていたらしい


・・・その見知っていた女の人が 家のなかにいる!?


多感な時期の青年にとって、 義姉の存在は うれしくも 気恥ずかしくもあり


同時に 自分の居場所というものが よりうすくなってしまったようなものも感じていたかもしれない



高校を卒業した父は


そのまま広島の街で 就職をした


高校時代に励んだバレーボールの腕をかわれ?


近くの看護学校の女学生さんチームのコーチもしていた



そんな若かりし父は


ある日友人とふたりででかけていた平和公園で


同じくふたりづれの女性に出逢う



それが 母だった