見逃す | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

東洋医学と西洋医学を融合し
陰陽五行理論とからだの反応をもとにした
キネシオロジー(筋肉応用学)を使って
無意識のからだのストレス反応を
意識的に変えることで
気づきと健康に役立つサポートをしています

娘ちゃんと ウォーキングをかねて

読まない本を 買い取ってもらおうと

出かける


今回の本たちは、かなりの上玉

私は 意気揚々


「どっちの本屋さんに する?」

「〇〇〇」

「えっ? 〇〇〇〇〇じゃないん?」

「うん、こっちの気分」


娘ちゃんと意見が別れたので

「別れてもいいよ?」

と 言うと

娘ちゃんは 別れるくらいなら

母の気分に従うとのこと


買取コーナーにて

「お願いします」


店員さんは 私の渡す本たちを

カウンターの上にならべて

かけてあったブックカバーを 剥ぐ



‥‥えっ?



かなりの違和感

が、それを のみ込む


「査定が終わりましたら お呼びします」

22番の番号札を 受け取る


娘ちゃんと 他の用事をしながら

しばし待ち

店内放送で 呼ばれ

ふたたび 買取カウンターへ



「こちらが 明細です」


提示された明細を見て


‥‥あぜん


買い取ってもらうのは 初めてではないので

だいたいの相場は 感じてるつもり


‥‥それにしても


「あの‥‥これは 新作で 状態もいいと想うのですが、この金額でしょうか?」

のみ込めず、訴える


「これは 20 ??年のものですよね

新作は 3ヶ月以内のものなので」


‥‥はぁ


「よろしいでしょうか?」


娘ちゃんの本もあったので、この金額で 取引していいのか

なおさら 不快


「どうする?」

後ろに立っている娘ちゃんを 振り返る

「かあさんが いいんなら、いいんじゃない?」


‥‥うーん


「わかりました‥‥」


納得しきれないのに、サインして 取引する




帰り道

「失敗したね、今回は あっちだったね」

二択のうち、選ばなかった方が 「あたり」だったのか‥‥


「じゃあさ、もっと 強く主張してや」

「だって かあさんが、こっちの方がよさそうだったじゃん」


罪を相手になすりつけるつもりは お互いにあるわけではない

ただ

「いやだった」


まだ 所有権が移転していないのに

無言でブックカバーをはずす

本を扱う姿勢

問いかけへの対応



違和感は あった

私は 私を見逃した


見逃した上に蓋をした



そんな自分が いやだった



自分責めが始まる 私

店員さん責めが始まる 娘ちゃん


同じ事柄でも 反応がちがう


娘ちゃんと一緒でなかったら

私は 私の反応しか見えなかったかも



過去、どれだけ こんな「見逃し方」してたかな

それは 現在進行形っぽいな



なんで 違和感を伝えられなかったか?


‥‥店員さんに 私に対して いやな感じを持たれたくなかったからよね


自分の反応をなかったことにして

店員さんの顔色をうかがってる



‥‥ぷう



そんなことしてるんだ!?