私が 私自身を責めていることばを
私を投影する鏡として
私の代わりに 発してくれる人の「代表」のような人と
逢うときがきてしまった
逢うなり
「仕事は? 休めたんか?」
‥‥きた
さあ、なんて 答えよう 私
「うん」
‥‥あぁ、嘘をつきましたか?
「前職を 辞めた」って 言いませんか?
‥‥うん、言いません
説明しません
とりあえず 今は
説明するのが めんどくさい
説明する力、気力がない
「なんで 辞めたん?」
「また 辞めたん?」
「うちの娘たちは 同じとこで、ずっと働きづめで働いとるよ」
「働けるときは 働かにゃ」
「遊んどって どうするんね」
「あんたのおかあさんは あんたに勉強だけさせとったんじゃろ
あんた、なんにも できんのんじゃろ」
と いう声を
何度私のなかで 再生しただろうか
ひとに 嘘をついていい
私自身に 嘘をつかなければ
私は 私に そう許そう