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我が家は、受験前に一度も、文化祭など生徒さん達の姿が見られる機会に伺うことができませんでした。
渋渋ってどんな学校なんだろう
どんな生徒さん達がいる
学校のホームページやパンフレットを読み込みました。
「自由」というワードや、塾の先生からは「しっかり自己主張できる生徒さん達」という話も聞いて。
うちの子は、真面目が取り柄の大人しい子です。
やっていけるのかどうか、過保護母は心配が尽きませんでした。
オシャレな街にある学校ですので
最先端のイケてるJC、DCの中で
うちの子だけ、見た目もっさりしてないかしらーーー
という心配もありました。
結論から申し上げますと。
大丈夫でしたーーーー。
遠目で、確認
近くによって、確認
しっかり渋渋生に擬態できていました。
じゃなかった、溶けこんでいました~。
以下、感想です。
(※一人の母親の個人的な感想です。)
想像していたのと違って。
ごく普通の中学生たち。
「とても真面目なお子さん達」というのが、全体を通しての印象です。
素朴で、素直そうなお子さん達でした。
男女ともに、元気なお子さんもいれば、大人しそうなお子さんもいました。
噂で聞いていた「おとなしい男子を、強い女子が仕切っている」というのは、どちらかというと…というよりは、子どものクラスでは全く当てはまりませんでした。
学年やクラスによって、違うのかもしれません。
男の子たちは…、
聞きしに勝る面白さでした。
入試の採点、M1の審査員が入ってます!?
授業中も、男の子達の洗練されたお笑いがちょくちょく入り、頭の回転が速く、感心してしまうようなパス回しもあり、授業全体に活気がありました。
男の子は、男子校との併願が多いとか。(説明会情報)
そんな男の子達の印象は…。
落ち着いた雰囲気のお子さんが多めかなと思いました。
理知的で、少し大人びた感じの子が多いかな…
「優しい子ばかり」(子ども情報)
グループでの話し合いが始まると。
女の子達の笑顔がこぼれて。
議論が深まると、一転、真剣な表情に。
「女子は第一志望のお子さんが多い」(説明会情報)
渋渋の良さを享受したい。
そんな思いが、学習に積極的な様子からも感じられました。
よく笑う子、控え目で優しそうな子、元気な子、色々なお子さんがいますが、みんな授業に集中していて、真面目そうな雰囲気があります。
男の子も女の子も、一緒に夢中になって話し合って、受けとめて、ひらめいて、また話し合って。
本当に、勉強が好きな知的好奇心の旺盛なお子さん達だなあと、感動しました。
そんな中、過保護母は。
中学校という新しい環境で、子どもがうまくやれているのか、お友達はできたのか、居心地よく過ごせているか、そんなことばかり気になってしまいます。
授業参観で見た姿は。
とてもリラックスした様子で、集中していて。
心からの笑顔があふれていました。
休み時間も、お友達と楽しそうに過ごしていました。
嬉しかったです。
子どもから聞いていた情報をもとに、校内見学をしました。
教室は中層階。
副教科の専門教室や、図書室・自習室は高層階にあります。
1階分が高く、これを毎日何度も上り下りすると、確かに足が鍛えられそう。
運動不足になりそうな部活引退後の受験期には良いかもです。
行ったことのなかった第二体育館。
冷房がよく効いています。
バスケットコートが2面ある広さ。
大きな渋渋マークがオシャレでした。
バスケットコートを見下ろす感じで、2階の高さにぐるりと回る広い通路がありました。
さまざまな部活が「ラン」に使うとのこと。
見晴らしが良くて、気持ち良さそうです。
それから、フーコーの振り子。
今回も、うっかり見忘れました。
次こそは、必ず見たいです。
ランチは渋谷ヒカリエ「ハーブス」
ケーキ専門店のカフェです
居心地の良い雰囲気でした
(大きなサラダ🥗もついています。)
学習について、思うことです。
(長いです。良かったらおつき合い下さい。)
渋渋の授業は、グループワークや調べ学習、発表などが多めです。
数学の授業でさえ、毎回グループ学習があるとか。
その中でも、特に国語は、自分ではどのように勉強したらいいのか難しい科目なので、こうした機会が多いのはありがたいと感じています。
古典の授業では、学習した物語を、グループごとに場面を振り分けて、劇を演じたそうです。
話し合って、その場面への理解を深め、登場人物の心情を考え、アドバイスをし合い、作り上げていきました。
こうしたグループのメンバーは、学習ごとに入れ替わるようです。
現代文では、グループごとに一つの詩が振り分けられ、話し合って詩の解釈をして、発表がありました。
選択された詩はそれぞれ、私もはるか昔の中学受験のテストで解いたような名詩で、解釈がとても難しいもの。
仲間と解釈を話し合って深めていくというのは本当に素晴らしいことで、私自身が中学生だったらこんな授業を受けたかった、羨ましいなと思いました。
授業だけでは終わらず、臨時のLINEグループを作り、家でもLINE通話を使って、話し合いの続きをする姿も、よく見られます。
我が家は、リビングの一角に学習机があるので、スピーカーをオンにして話し合いが始まったら、母は別の部屋に避難しているのですが。
時々、聞こえてしまうこともあり。
(ずっーと真剣に話し合ってるんですね)
お子さんによって様々ですが、やはり男の子と女の子は、違う面もあるなあと思ったりしました。
男の子は論理的に分析する傾向があり、女の子は自分の感性を活かして一気に本質に迫ろうとする傾向があるような。
そして、それぞれ大人顔負けの読解力があるなあ、と。
中学受験の入試問題は本当に難しいので、幼い小学生たちも、塾の授業で短期間のうちに大人びた読解力を身につけるように鍛えられてしまう面もあるのかなあ、と思ったりしました。
正解のない、点数をつけられない渋渋の授業の中で、それぞれが自分の思いを伝えあい、受け止め合い、刺激し合い、豊かな成長があるといいなと期待しています。
また、こんな授業を成立させるために、先生方は情熱をもってたくさんの準備をして下さっているのだろうと思いました。
読んで下さり、ありがとうございます。