出産② | 急性前骨髄球性白血病との闘いの記録

急性前骨髄球性白血病との闘いの記録

2011年10月、急性前骨髄球性白血病(APL)を発症。

患者として経験したこと、感じたことを、時系列で記録しています。

先日2938gの女の子を出産した。

治療中貯蔵したフェリチンは2回の妊娠によりすっかり枯渇し、今回は妊娠後期から貧血傾向になり鉄剤を飲んで過ごしたが、経過は順調で、無事出産、現在のところ母子ともに健康。

出産時は息子も立ち会いができ、泣いたり怯えたりすることなく見届けてくれた。
立派なお兄ちゃんになってくれるかな。

ごく普通の日常を送る日々で、病気を忘れるというか、思い出さないようになっている。
ずっと続けていた定期の血液検査も、そろそろ終わりにしても良いかもと、思うようになってきた。

このまま問題なく、2人の成長を見届けたい。
どうか、平穏な日々が崩れませんように。

きっと大丈夫という自信・期待が以前よりは大きくなりつつも、もしここで再発したら…という不安はまだあり、思いは錯綜する。

再発でなくても人生何が起きるか分からないから、やっぱり日常の幸せに感謝して、後悔しないように、日々を過ごそう。
1日1日を大切に。