安くて古いカメラとレンズ | Lithium Star

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さて、ギターブログだと自称しているこのブログですが

ライブ撮影やアー写やジャケット撮影などもやるのでカメラ話も多いですw


今年に入って一昔前のフルサイズ機を導入して、

それに伴って交換用レンズも新しく選定しては一つずつ追加しています。

で、今回はテスト撮影の模様をちょびっとだけ公開します。

全て三脚なしの手持ちで気軽に撮ったスナップなので細かいツッコミはなしでね(笑)。


どんな機材も本番にいきなり使用することはできません。

トラブルはもちろん、どのようなクセがありどこが弱点でどうすれば対処できるか。

カメラ本体もレンズもアクセサリー類も納得するまで遊び……いや、使い倒します。


まずはありがちな花壇の花。

自然の色って本当に美しくて感動します。



晴天で太陽光がたっぷり降り注いでいるので色が綺麗に出るように。

拡大してみるとここまで表現されています。



これが中古で1万円で買える標準50mmレンズの性能です。

次に同じく1万円で買える望遠ズームレンズ。

池の鴨を脅かさないように300mmで近付きました。



ズームレンズは単焦点と比べると画質が犠牲になります。

手振れ補正もなく高価なレンズ類も使用しない普及価格帯ならなおさら。

それでも拡大してみるとこんな感じ。



フルサイズ機の情報量の多さはよく判ります。

そしてここからは超広角ズームです。

まず花の写真でも使用した標準レンズ、50mmで撮影したテレビ塔。



見え方が自然で人の目にもっとも近いパースだと言われる画角です。

次が広角ズームの24mm。



一気に景色が広がります。

ステージの最前で全体を写そうとするとこの辺がよく使われます。

そして今回待ちに待ってようやく手に入れたのがこちら。



3万円くらいで入手できる範囲では限界の12mmの世界です。

この強烈なパース感が使い方によって武器にも弱点にもなるわけです。

こちらはテレビ塔と並んで観光名所として有名な赤レンガの旧北海道庁。



これが24mmで、よく見るようなありがちな感じです。

それを全く同じ位置から12mmで撮るとこうなります。



狭くてカメラを構えるポジションもお客さん優先であまり自由度のない

ライブハウスの撮影にはこんなレンズが活躍する場面も多いのです。


中古で、なるべく安く、自分の目的に合った道具を集める。

必要な機材選びからすでに戦いは始まっているんです。

そこはギターにも通じる話ですねw


とりあえずこれから先のライブ撮影、アー写やジャケットの撮影は

これまでより一段クオリティーの上がった写真が提供できると思います。


ただしこれらの機材を暗いライブハウスのステージに持っていくと

とたんに光量との闘いで速いシャッターが切れなかったり、

より大口径のレンズが必要になってきたり、より暗部のノイズ性能が高い

最新機種が必要になったりするのですがそれはまた次の話。


もちろん撮影のスキルは毎日楽しみながら磨いておりますですよ♪