EOS-60Dでライブ撮影#4(スチル編) | Lithium Star

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みなさんは写真撮影は好きですか?

いまはスマホで簡単に思い出が残せる素晴らしい時代ですね。


自分は若い頃からちょろちょろいじっていましたが

去年ローディーを引き受けてからあらためてデジタル一眼について

撮り方や操作方法の勉強を始めた感じです。


デジタル一眼での撮影はフィルムカメラ時代と同じ部分もあり、

新しい部分もありでその比率は半々といったところですね。

昔から共通なのはピント、絞り、シャッタースピードなどの基本部分。

新しいのはホワイトバランスやRAW現像など画像編集につながる部分。


ライブ撮影に限定して言えばよく動く被写体、薄暗いステージという

条件から手持ちで少しでも明るいレンズが必要です。

自分がよくお世話になるキャパが100~200程度のライブハウスなら

APS-Cで50mm(35mm換算で80mm)のレンズでほぼカバーできます。


ステージ最前でフロントマン全員を一枚に収めるなら18mm位の広角が欲しい。

24-105mmの標準ズームなら奥にいるドラマーもアップで抜けます。

薄暗い中でオートフォーカスにしろマニュアルフォーカスにしろ

暗いレンズではピントが合わないのでF2.8を基準にしたい。

会場によって照明さんのクセがあるので知らないハコは下見が必要ですね。



 

 

 


ここで前回動画を紹介した城生さやかさんの最新ライブ画像を。

上が撮影したRAWデータをそのままJPEGに変換したもの。

下がRAW現像の際に元々のイメージに忠実に調整を施したもの。

動画の時と同じEOS-60DとEF50mmF1.8STMの組み合わせです。


いじった内容は少しトリミングしてホワイトバランスを調整して

色収差、色にじみ、歪曲、周辺光量の補正、シャープネスとコントラスト、

輝度ノイズ、色ノイズ、色モアレ、トーンカーブ、彩度などを調整しています。


どれをどのくらい補正するかはショットによって変わります。

技術と感覚のどちらもたくさん経験を積んで磨く必要があります。
 
いまの自分はこのレベルです。


バンドをやっているとアー写(アーティスト写真)やライブ告知のフライヤー、

音源のジャケットからHPのイメージ画像まで幅広く写真が必要になります。

インディーズなら自分たちだけで何でもこなさなくてはいけません。



もしいま宝くじが当たったら中古のフルサイズ機と単焦点レンズが欲しいですw

動画のことも考えるとオートフォーカスをばっさりと捨てて

絞りまで手動で変えられるマニュアルレンズかなぁなんて妄想中です(笑)。



ライブ撮影のシリーズ記事はここでいったん終了。

次回は平常運転です♪