エフェクター自作の動機 | Lithium Star

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エフェクター自作を決意した理由は三つあります。


まず1959向けに最適化されたペダルが必要なこと。

最近の製品は当然JCM900などが対象になっています。

完全に'59LPと1959だけを考えた機種が欲しいのです。


次に自分だけのオリジナルの音が欲しいこと。

長いことギターを弾いていて自分の理想の音がはっきりと

イメージできるようになってきた事は大きいです。


そして本格的に自作を始める環境が整ってきたこと。

道具も知識も情報も必要なレベルが集まってきました。

日本は高品質な電子部品も入手しやすいですしね。



今は手持ちのペダルを解析しています。

全くの素人なので本当に手探りで勉強中です。



回路図からレイアウトを起こして研究したり。

ほんの少しの英語力とコンピュータースキルが重要。

回路図もレイアウトもイラレのパスを使うと便利です。

何度も加筆修正したり印刷も楽です。


ハモンドのケースに合った基板のサイズを確定。

ユニバーサル基板をテンプレート化しておきます。

そこに実際のサイズの抵抗やコンデンサーを配置。

そして一つ一つ手作業で回路図から起こしていきます。

先に全パーツを書き出しておくとミスが減ります。


それと並行して設計専用のフリーソフトも勉強中です。


cad_001




画像はインストール直後のデモ画面の様子です。

エフェクターではここまで複雑な回路は登場しません。

ざっとチュートリアルを見ましたがすごいです。


パーツリストから一括注文できたりしますし、

基板レイアウトが決定したら即オーダー可能です。

あくまで企業レベルでの注文を想定してでしょうけれど。

クリエイターやエンジニアのためとはいえ、

ここまで高性能なソフトが無料で提供とは驚きです。



完全マスターしたらぜひ紹介したいと思っています。