Jazz Masterへの要求 | Lithium Star

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メインギターのレスポールには数多くの要求があります。


音に関する条件はこんな感じ。

>ビンテージタイプの標準的な出力のピックアップであること。

>カバードよりはオープンの音が好き。

>フルボリュームで低音弦がブーミーにならないこと。

>フロントがこもらずに抜けること。

>ボリュームを絞ったときにカリっとトレブリーになること。

>メイプルトップのアタックがきちんと感じられること。

>総じてギブソンらしさが残っていること。


音以外の条件はこんな感じ。

>ネックが標準から太めであること。

>牛骨製のナットであること。

>弦のテンションが強すぎないこと。

>カラーは赤がフェードしている方が好き、などなど…。




それに対してNo.2であるジャズ・マスターへの要求は以下のとおり。

>えっと、あの、弦さえ落ちなければいいです…。



jazzmaster_001





いや、まあ本当はたぶんFender USAの方がいいと思いますよ?

(うちの子はFender Japan製)

もちろんストラトみたいに万能選手ではないですよ?

(電装系はすべてストックのまま)


購入後ブリッジの駒だけムスタング用に交換したらほぼ完璧。大満足。

レスポールみたいに2音半チョーキングしなければ弦は落ちません。

シンクロやフロイドほど効かないトレモロは揺らし専用。

バッキングやアルペジオには本当に最高のマシンなんです。


勝手なイメージですが、セットネックは木材そのものが重要な感じ。

材の質が音質や性能をとても左右する気がします。

デタッチャブルのギターはもう少し金属パーツの役割が多いイメージ。

トレモロの質量や形式、ネックプレートの影響が大きい気がします。

ピックガード内やトレモロ部など意外とザグりも多いからかな?



1959のマスター高めで、ロシアンマフのツマミ全開、あとはワウのみ。

ハウり出す寸前をコントロールしながら弾くP-90は最高です。

リアで暴れさせるのもいいですが、フロントやセンターのあの美しさ!

クリーンでもドライブでも美味しいなんて、便利すぎます。


というわけで、現状ジャズ・マスターには何の不満もありません。

ネックは動かないし、ピッチも優秀、ノイズも無縁です。

いつかコンデンサーくらいはグレードアップしてあげてもいいかも。



パワー感や音圧担当で歌うようなリードのとれるレスポールに対して

スピード感や勢い担当で繊細なプレイも可能なジャズマスター。

こんないい子に出会えて幸せです。




あとはただ、弦さえ落ちなければそれでいいんですw