久々に料理の勉強で外食。
いろいろとレベルが違いすぎて、ただただ感服。
シンプルながら素晴らしいイタリア料理。
当日の予約にも関わらず、親切に対応して頂いてありがとうございました。
普段大体コースでお願いするのでアラカルトの注目に慣れておらず、メニューを決めるのに時間がかかってしまった。
失礼ながら料理のメニューを写真に撮らしてもらったので、次回は予め注文の内容を伝えてから伺うようにしたい。
ごちそうさまでした。
こちらのお店は自分の店と同じ年にオープンしていて、かなり昔に何度かお邪魔したことがあったので、その時の写真をフェイスブックの記録から探してみた。
当時に比べると、よりイタリアの郷土料理に歩み寄った印象がある。
それを形にできるだけの修業と研鑽を続けてきたのだと思う。
料理の値段はそれなりにいい金額ではあるが、一品のボリュームがあるので満足度は高く、逆にドリンクの方はワインも含め安価に抑えられている。
何もかも無駄に高いだけの店とは違い、考えられた価格設定になっている気がする。
シェフの雰囲気も随分柔らかくなったように感じた。
自分にはそもそもにイタリア料理の下地が足りていないので、それなりに美味しい料理は作れても、イタリアの郷土料理を充分に再現するだけの知識と経験がない。
ここ数年は自分の能力を見限って、本来のイタリア料理のあるべき形を避けてきた嫌いすらあった。
旨いラーメンを作るのとイタリアの郷土料理を名乗るのとではセオリーが違う。
ただうまければいいって物ではない。
人と比べても仕方がないのだが、いいものに触れて刺激を受けることは自分の料理を良くするためにも必要なので、時々は勉強のための食事の機会を作りたい。
こういったお店に追い付くことはできなくても、自店にとってプラスにはなるはず。
