花びらの厚み | 野にある花のように・・・

野にある花のように・・・

ちやほやと過保護にしなくても無理なく育つ自分好みの植物のこと、
老いる、ということを気ままに綴る

 

輸入雑貨店から花店となり

母が作ってくれるヴィオラやハーブでは足りなくなり

あちこちから仕入れるように・・・

神戸ヴィオラも大好きで 追っかけたものです、が

 

ある年、予約していたのが11月~12月に届いたのですが

いっこうに花がつかない品種がありました

年が明けて、販売会社に尋ねると

出荷調整のためにホルモン剤を使っているから

もうしばらくしたら咲くでしょうという返事

 

咲き始めたのは3月になってから・・・

もう南国では売れなくなる頃でした

たまたまその生産者がホルモン剤を使いすぎたのかもしれません

 

その頃 片山さん生産のヴィオラに出会い

それまでのとどこか違う、

株が強い!と思いました

 

その後 育種されたヴィオラの生産に携わられ

花だけは可愛くても、根っこが弱いとか

病気にかかりやすいとか

ヴィオラのていをなしていないのもある、・・・と

ご苦労をされたようです

 

そんなのを断ち切られてからの株は凄い!

今年のは目を見張るばかりです

 

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市販品種も

育種のも

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どこが違うのか?

 

根が強く がっちりした株、良く分岐して花数が多く

花びらの厚みが違う、

 

よく、「ここのは花が輝いている」と言われます

 

 

以前、胡蝶蘭の良いのは花びらの厚みが違うと聞きましたが、

日本一に輝いた生産者の蘭は質感が違い、

花持ちが良いのです

 

 

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ヴィオラの追っかけは まだまだ続く