今年2月に休館するというお茶の水の老舗ホテル「山の上ホテル」
川端康成氏、三島由紀夫氏、池波正太郎氏などの文豪が定宿にしたという瀟洒なクラシックホテル。
宿泊したことはありませんが、休館となると•••行っておかなければ•••という気持ちになります。
せめて、休館前に有名な天ぷらを頂こうと、この日ランチに伺いました。
カウンター席で、メニューをオーダーする際、有名な「丸十(マルジュウ)さつまいも」を。
↑写真の説明書き通り、調理に1時間ほどかかる!•••ので、最初にオーダーしないと間に合いません^^;
その間に魚介やお野菜を頂きました
最後の方に木の枝切り株のような太さの丸十(さつまいも)が•••
丸十というのは、薩摩藩島津氏の家紋が丸に十と描くのだそうですね。
薩摩の代表的なお野菜、ということでさつまいもを丸十とも呼ぶのだそうです。
職人さんがカウンター越しに、写真を撮りやすいようにと、お箸で美しく天ぷらを倒してくださいました。
Instagram映えしそうな、さつまいもの天ぷら♡
1時間かけて揚げて下さった天ぷらは、信じられないぐらい柔らかく、そしてデザートのように甘くしっとり。
1時間かけてじっくり揚げる、その技術は、家庭では食べられないプロのお味です。
どの世界も職人さんの技術は1日にして成らずですね。
精進せねば•••汗
エントランスの豪華なお花はお正月の華やかさがあります。
このお味が、ホテルリニューアルで戻ってきてくれますように•••
(現在解体後のホテル建て直し計画詳細は未定なのだそうなのだそうです)